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utmパラメータとは?GAでデータ分析する基本を知る

ふと、WebサイトのURLを見ると後ろに
[?utm_source=~~~&utm_medium=△△△&utm_campaign=〇〇〇]
といったなんだか怪しい文字列が並んでいて、不安になったことはありませんか?

私はマーケティング業界に入るまで、「このサイト怪しいなぁ…」と不安に思っていました。
私だけですかね、、、?

今回のnoteでは、そのような不安を払拭するためにutmパラメータについて詳しくご紹介します!
※不安を払拭するためだけではないので、ご安心ください。

utmパラメータとは?

実は?utm~~~~という文字列は、ユーザーがどこからWebサイトに入ってきたかを識別するために、URLの後ろに追加する必要があります。

utmパラメータの文字列には、簡単なルールがあり、ドメインやディレクトリ直後に/?もしくは?で始まる必要があります。

例えば、あなたのWebサイトのドメイン(URL)が下記だとすると、
パラメータなし:https://note.com/marketing_dog_ 
パラメータあり:https://note.com/marketing_dog_ /?utm_〇〇=~~~
というような形になります。

URLの最後に、.htmlがついている場合は、
パラメータなし:https://note.com/marketing_dog_ .html
パラメータあり:https://note.com/marketing_dog_ .html?utm_〇〇=~~
スラッシュ(/)が入らず、?から始まる場合もあります。

utmパラメータにはいくつかの種類があり、それぞれで取れるデータが違います。
複数のutmパラメータを組み合わせることで、分析に必要なデータを取得できるようになります。

utmパラメータの種類

utm_source(必須)

[utm]の後ろに[source]がつく場合は、ソース(参照元)といって、ユーザーの流入元を識別するためのutmパラメータです。GAでは、参照元としてデータ表示されます。

例えば、GoogleやYahoo!、Twitterなど複数の媒体で広告やプロモーションを行なっている場合、どの媒体からの流入か識別することができます。

どの媒体からの流入が多いのか、また、問い合わせ数や購入数が多い媒体を知ることは、マーケティング施策の費用対効果を最大化するためには、最低限知っておきたいデータです。

また、utmパラメータを使ってデータ計測する場合、utm_sourceは必須になるので、注意が必要です。

utm_medium(必須)

[utm]の後ろに[medium]がつく場合は、ユーザーの流入に繋がったきっかけを知ることができるutmパラメータです。GAでは、メディアとして表示されます。

mediumはWebサイトへの流入に直接繋がったきっかけを知ることができると説明しましたが、より具体的に説明すると、

メルマガやSNSの投稿、ディスプレイ広告、検索広告などWebサイトへの流入を識別することができます。

utmパラメータには、utm_mediumも必須になるので、注意が必要です。

utm_campaign(必須)

[utm]の後ろに[campaign]がつく場合、Webサイトへの流入に繋がったキャンペーンやプロモーションを識別することができます。

campaignは、メルマガや広告など複数プロモーションしているキャンペーンの種類を特定するために必要なパラメータです。

基本的なutmパラメータは上記の3つですが、その他にもさまざまなutmパラメーターの種類があります。

utm_term(任意)

[utm]の後ろに[term]がつく場合、Webサイトへの流入につながった検索広告のキーワードを取得するために必要なパラメータです。

検索広告を運用していて、費用対効果を最大化するための分析を行う場合は使用することをおすすめします。

utm_termは任意で追加するutmパラメータです。

utm_content(任意)

[utm]の後ろに[content]がつく場合、メールマガジンの識別やクリエイティブをA/Bテストを行う場合に使用するパラメータです。

例えば、同じ内容のメールマガジン(リンク先も同一)を別のターゲットに配信する場合、どちらのメールマガジンの方がWebサイトへ流入しているユーザーが多いのか、また、問い合わせなどのコンバージョンに繋がったかを知ることができます。

また、広告クリエイティブなどを識別することも可能になっており、データドリブンなマーケティングを行うのに役立ちます。

なぜutmパラメータを使うのか?

utmパラメータを使う理由としては、どこからユーザーがWebサイトに流入してきたかを識別するためと伝えましたが、なぜ識別する必要があるのでしょうか。

GAで取得できるデータは、基本設定でもある程度の分析が可能です。
しかし、更なる効果を生み出すためには+αの分析を行なっていく必要があります。

例えば、utm_contentを活用し、データを取得することでユーザーのニーズをより詳細に知ることができ、次のメールマガジン施策や広告の訴求軸を決める際に参考データとして活用することができます。

utmパラメータで取得したデータをGAで見る方法

utmパラメータを設定し、取得するデータをGAで確認する方法は、下記の通りです。

「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」

また、広告の流入元などを調べる場合は、「セカンダリーディメンション」でキャンペーン(campaign)や広告コンテンツ(content)を指定することで集計データを見ることができます。

まとめ

今回の記事では、utmパラメータの概要と種類について説明しました。Webサイトの流入データを分析することで、マーケティング施策の効果を測定できるようになり、次の施策に活かす事ができるようになります。

今後もSEOやWebマーケティング、デザインなどさまざまなトピックについてのnoteを執筆していくので、いいねやTwitterフォローお願いします!
https://twitter.com/marketing_dog_


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