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経営者は誰に相談すればいいのか?

経営者は誰に相談すればいいのか?
私はそんなことをいつも考えていました。

社員に相談する

会社のことなら社員に相談すればいいじゃないか。
と思われかもしれません。
もちろん基本はその通りです。
だから、相談する相手は社員が一番多い。

相談できる社員をきちんと見出して、コミュニケーションを取り続けることは本当に大切ですし、上手くいけば一番頼りになります。

でも、社員に相談しづらいこともあるわけです。
金策の話とかもありますが、
私が相談相手に悩んだのは、第三者的客観的な意見が聞きたいときです。

社員はそれぞれの立場や役割がありますから、
どうしても客観的な意見は出にくい。
ともすると裏読みして保身的な意見が出る場合も多々あります。
そして、それは悪いことではなく、ある意味当然の反応でもあります。

社員に相談しにくいこともある

例えば、
判断基準をどこにおくのがよいか?
とか、
バランスを取ろうとした場合、具体的に何と何のバランスを取るのが適切か?
とか、
なんというか、どちらというと抽象的で、
それでいて、結構影響力が強い領域というのが会社にはあります。

ここで間違えると、
思いとは違ったメッセージとなって社員に伝わるかもとか、
社員間で解釈が真逆に出て混乱が生じるだろうなとか。

こうした領域は、
いわゆる社員の参謀役、社長の右腕に相談するのとも違うなと思ったのです。
うちの会社の場合ですが、
参謀役に当たる人には、自分の管轄する部署があり、
そこには自分の部下がいます。
それが故の偏りというのも生じます。
それは悪いことで全くなく、至極当然の上司としての責任感でもあります。
第三者的客観的意見を求め過ぎるのは違うなと思うのです。

意識低い系経営者が考える社長の相談相手のポイント

私が思う、社長の相談相手は、こんな人でした。

★社内の状況をある程度知っている。
★社長の性格や思考を理解している。
★業界の内容にも一定の知識や経験がある。
★経営の経験もある。
★自分の意見をいたずらに押し付けてこない。
★寄り添って話を聞いてくれる。
★助言やアイデアを出してくれる、またその引き出しが多い。
★時にはコーチング的に相手に自発的な考えを促してくれる。

このすべてを満たす人というのは、求め過ぎだとは思いますが、
その中でいくつかを満たしてくれる。
或いは、自分なりの優先度の高い領域について、
非常に優れたものを持っている方であれば、
見つけることができます。

私は、お陰様でそうした方たちに巡り合うことができました。
その領域において、高い知識と経験を有し、
優れた助言をいただきながらも、
結果的に、私自身が結論を導くけるようサポートしてくれる。
そんな方たちです。

本当に感謝しています。

こうした相談相手というのは、
相談したい社長さんとの性格的な相性も大いに影響します。
また社長さん自身が考える会社や組織、人についての価値観、考え方によっても
合う合わないはでると思います。

これを読む悩める社長さんにも
よい相談相手が見つかることを願っています。

やや宣伝にもなってしまいますが、

意識低い系がいいなあ、という方いらしたら、
私もぜひ候補に入れてみてくださいませ(^^;

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