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弾き語りが上手くなりません、という質問を受けてしまった。どう返す?

弾き語りのあるある質問に不真面目に答えます。質問された人に向けて書いてます。

私としては、漠然とした質問には同様な回答で返すことが一番という考えです。
chatGPTとかAIに尋ねると尤もらしい回答が得られますけれど。

弾き語りは1人でやるアンサンブルです。
弾き語りで上手くなる、は即ちアンサンブルが上手くなるということになります。

質問者が
上手いの基準がどこにあるかわからない

というのが、明確なものがないと答えてみようもないと思います。
質問者さんの目指す地点、ゴールがどこにあるのか、をはっきりとさせることで改善の提案が生まれてくるはずです。
でないと、一般的には弾き語りはこういうものだから、まずはこうやって云々。
と教本に書いてあるようなセオリーでしか答えられないです。

恐らくですが、質問者が上手くいってない自覚があるというのは、明確な自分の出来ていない部分は分かってるのだと思われます。

例えば、曲のどこかでつっかえる、だとかセーハコードが綺麗になってない、だとか弾き語りをしない人が聴いていてもわかるレベルの箇所。

これらは、練習によって徐々に潰していってあげれば上達へと導くことができます。
そのために具体的にどのように解決してあげるかの提案をすることが指導者としての役割と考えています。

ということで、上手くなるにはまずは質問の質をあげてもらうことが第一歩かと思います。

最後にですが、弾き語りでは私が一番こんな風にできたらいいな、を紹介しておきます。

映画『ティファニーで朝食を』でヘップバーンが Moon River を弾き語るシーン

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