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旅の記録2022:木曽町・開田高原

本日は、あいにくの天気の中、4月29日に引き続いて木曽方面へとドライブしてきたので、その記録を記します。
旅の記録2022:木曽町|Markover 50 〜人生後半戦を愉しむ|note

自宅~スターバックスコーヒー塩尻店

6時過ぎに目が覚めて、週末のWalkingに出掛けようかと窓を開けたら、雨が降っていました。そんなに激しくはないものの、傘無しではちょっと気になるレベルです。昨日は、そこそこいい天気だったにもかかわらず、短納期で取り組まねばならない課題に時間を使ったため、一日中家に引き籠っていました。今日は気分転換に外出したい気分でしたので、いきなり気勢を削がれてしまいました。

とりあえず美味いコーヒーが飲みたかったので、手早く着替えをしてから、クルマを出しました。さしあたりの目的地点は、国道19号線沿いにあるスターバックスコーヒー塩尻店です。松本市内には、魅力的なカフェやコーヒーチェーン店が数多くあります。私は、こちらへ来た当初からこのお店の接客を気に入っており、時々寄るようにしているお店です。店内で飲むことも多いのですが、今日はドライブスルーにしました。

もう10年近く使っている年代物のタンブラーで、本日のコーヒーのグランデサイズを買い、コーヒーを受け取る際にいつものように店員の方と二言三言、会話を交わして、エネルギーを注入します。このまま自宅に帰るのも勿体ないし、さあどこへ行こうか…… とクルマを南へと走らせました。

みどり湖

あまり遠出をする気分ではなかったので、数㎞先にあるみどり湖の畔で、持参した本でも読みながら少し時間でも潰そうかと考えました。信号待ちしている間にカーナビに目的地をセットしました。15分くらいで程なく着きました。温泉セットを持ってくればよかったなあ、と後悔しました。

みどり湖は…… う~む……。晴れていれば、湖畔一周の散策コースを歩いてみてもよいかもしれませんが、今日は人気もなく、ちょっと寂しい雰囲気を漂わせています。駐車スペースにクルマを止めて、トイレ休憩をしてから、目的地を『義仲館』に改め、国道19号線を走ることに決めました。

国道19号線~義仲館~開田高原

塩尻は交通の要衝です。国道20号線と分岐する高出交差点まで戻り、19号線で木曽町方面を目指します。「木曽路はすべて山の中である」さながらに、新緑で色づく山々を眺めながらのドライブは快適です。BGMは、1980年代の洋楽を集めたコンピレーションCDです。懐かしい曲を聴きながら、贄川、奈良井、木曽平沢等の趣ある旧中山道の宿場町のそばを通り抜け、約1時間で義仲館のある宮ノ越エリアに到着です。

前回来た時には天候が悪くて断念した、巴淵にも来れました。木曽義仲を生涯支え続けた、巴御前の龍神伝説が残る風光明媚な場所です。静けさがかなり気に入って、結構色んな角度から写真を撮りました。

そして、義仲館を再訪しました。前回(2022/4/29)同様、三本立ての解説動画を楽しみました。立て続けに三本観ると、朝日将軍・木曽義仲という人物像や生涯へのイメージが広がります。私は、三本目に流れる『光という名の承認  Light as a witness to the era』という動画がお気に入りです。

門から
館入口付近にある義仲と巴の像
館内の義仲・巴 ナレーションは地元木曽町出身の個性派俳優、田中要次氏

今回も資料を一杯持ち帰ってきました。館を後にする時に受付の方に、
「開田高原(木曽馬の産地)はここから近いですか?」
と聞くと、
「クルマで30分以内では着きますよ」
というこたえだったので、足を延ばすことにしました。この決断は大成功でした。

国道19号線を更に南下し、JR木曽福島駅の手前の木曽大橋の交差点を右折して、県道361号線に入ります。このまま真っ直ぐ走らせると岐阜県の飛騨高山まで繋がっていますが、さすがにそれは時間的に難しそうです。途中、昼食に立ち寄ったつけもの茶屋さんのカツ丼は、ボリュームもあって、美味かったです。普段は、あまり積極的に食べない漬け物も、野沢菜をはじめ、各種が美味でした。

つけもの茶屋さんのカツ丼(並)1,090円

そのまま道なりに12~13㎞走らせ、木曽福島スキー場を越えた先のトンネルを抜けると開田高原です。目的地は、木曽馬の里です。本日は、天気がよくないので屋内施設だけでしたが、乗馬も体験できます。私は、乗馬はパスで木曽馬保存サポートオーナー証(300円)だけ購入してきました。

施設内から望む景観は素晴らしく、晴れ渡った日は最高でしょう。

もらってきた木曽馬に関するパンフレットには、

木曽という山また山の険しい山間高冷地で永年飼育されてきた木曽馬は、厳しい自然環境に適応して極めて強健で粗食(雑草などでも飼育できる)に堪える馬です。

木曽馬保存会「木曽馬」より抜粋

とあります。柵内で放牧されていた馬を身近で見ると本当に愛らしい表情をしています。馬は、人間の微妙な感情の動きや邪悪な性根を読み取ってしまうという話を聞きます。今日はいい体験ができました。

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