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あの頃好きだった曲⓰:あじさい橋

梅雨が明けるのも、もう間もなくでしょう。週末の天気は雨模様なので、一日前倒して、焼き鳥&ビールを楽しんでから帰ってきました。その途中の道端で紫陽花を見つけ、写真を撮ってみました。

それで思い出した、城之内早苗『あじさい橋』を、あの頃好きだった曲シリーズの第16回とします。

一番好きな花が紫陽花

「好きな花は何ですか?」と問われたら、かれこれ30年以上、紫陽花と答えています。私自身が、花の種類を余り知らないこともありますが、この梅雨の時期に青、青紫、紫、赤紫、ピンク…… といった鮮やかな色彩の花を開く紫陽花を美しいと感じます。

紫陽花の花言葉(青や紫)には、「辛抱強い愛」「知的」「神秘的」といった比較的ポジティブに響く意味の他に、「冷淡」「無情」といったネガティブを感じさせる意味もあるようです。

おニャン子クラブの演歌歌手のデビュー曲

さて、本日取り上げる『あじさい橋』を歌う城之内早苗さんは、自分と同い年で、おニャン子クラブ会員番号17番、アイドル、タレント、歌手として活動していた人です。

ご存知の方はご存知ですが、おニャン子クラブとは、フジTV(関西圏では関西テレビ)の毎週月曜日から金曜日の17時から放送され、人気を博していた『夕焼けニャンニャン』(1985/4/1-1987/8/28)という番組内から生まれたユニットです。後に女性アイドルグループを多数生み出していく秋元康氏が、最初にプロデュースを手掛けたグループの筈です。

この『あじさい橋』は、作詞:秋元康、作曲:見岳章という『川の流れのように』という不朽の名曲を生み出したヒットメーカーコンビが名を連ねた本格的な楽曲です。

歌唱を担当した城之内さんは、幼い頃から民謡や演歌を好んで歌っていたということで、女子高生グループのおニャン子クラブ(デビュー曲は『セーラー服を脱がさないで』)の中では歌唱力が高く、着物を着てのデビューを果たしました。

カラオケソングとしても秀逸

余談ながら、この曲はこの時期のカラオケソングとしてもなかなかいい雰囲気を醸し出します。大学時代に、この曲を風情豊かに歌う先輩(♂)がいて、その歌声に憧れました。

時期的にもう紫陽花は終わりだと思うので、来年までサヨナラです。

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