青春18きっぷの旅 2023夏①:JR飯田線全踏破
快晴に恵まれた昨日(2023/8/5)は、青春18きっぷ(2023夏)を利用して、念願だったJR飯田線(辰野駅〜豊橋駅 全行程195.7㎞ 全94駅)の踏破に挑みました。
途中スマホを使い過ぎたせいで充電切れとなり、以降の旅程に支障をきたしました。予備バッテリーを持参していなかったこともあり、記事投稿が出来ませんでした。またしても不注意によって、連続記事投稿記録を途切れさせてしまったのは残念だったものの、全線踏破を成し遂げた満足感はじんわり残っています。本日は、その反動で部屋に一日引き篭もり生活となりました。昨日の旅の記録を、一日遅れで残します。
移動まとめ
旅程は以下の通りです。ほぼ、丸一日を電車に乗るだけに費やしました。これだけの移動距離を、青春18きっぷ一回分の費用(2,410円)で実現できるのが魅力です。
念願の飯田線へ
飯田線については、これまでに岡谷(正式には辰野)から飯田までは、乗った経験がありました。しかし、飯田線に乗る醍醐味は、飯田から豊橋までの天竜川に沿って無人駅が次々に現れる区間にあると言われています。秘境駅訪問家、牛山隆信氏が選定した秘境駅ランキング(2022年版)によれば、トップ20位までになんと6駅(小和田、田本、金野、中井侍、為栗、千代)がランクインしており、断トツの秘境駅路線です。
夏休みということもあり、車内には程好く乗客がいました。天竜川下りで賑わう天竜峡駅を過ぎると、いよいよ天竜川に沿って無人駅が連なる区間へと差し掛かります。停車駅には、基本的には人影はありません。ごくたまに鉄道マニアの写真家がホームにいたり、ツアー客のような一団が下車していったりしましたが、概ね静かに進んでいきました。この日は、幸い天候には恵まれていたので、蛇行する天竜川と山の緑を味わいながら楽しめましたが、もしも夜だったら、おそらく周囲は漆黒の暗闇でしょう。トンネル区間も長いので、なかなか厄介です。
さして変わり映えのしない景色に飽きてくると、読書やスマホに時間を費やしてしまい、肝心の写真撮影はあまりできませんでした。(まあ、何を撮っても似たような風景になっていたような気はしますが)
目的達成の後は
帰りは、同じルートを引き返すつもりはなく、東海道本線で名古屋に出ることは決めていました。名古屋(金山の方が最寄りだが)まで行けば、中央本線で松本に戻ることもできるし、状況次第では、名古屋で一泊する手もある…… と豊橋に到着した時点では考えていました。
東海道本線で、残り少ないスマホのバッテリーを気にしながらホテル検索をすると、かなり割高だとわかったので、名古屋泊は断念しました。名古屋近郊には土地勘がないし、今回のタイミングでどうしても訪れておきたい場所がある訳でもなかったので、御飯(アルコール付き)だけ済ませて、終電で松本に帰ることに転換しました。
名古屋とは相性が……
名古屋に向かう電車も、途中の停車駅も、到着した名古屋駅の周辺も随分混雑していました。何処かで花火大会があるのか、浴衣を着ている人も多く見かけました。
名古屋発で松本まで帰れる中央本線の最終便までに2時間半ほど時間がありました。食事は、松本を出発する前にマクドナルドで朝マックを食べただけでしたが、さほどお腹は空いていませんでした。パブのような場所で軽く済ませたかったものの、頼みのスマホがバッテリー切れで使えなくなったので、お目当てのお店を探すツールが失われてしまいました。
名古屋駅周辺を街歩きして、飛び込んだ英国風パブには、今夜は予約で一杯だと断られました。幸いオープンしたばかりと思われるメキシカン・バーに入り、キャッシュオンでジントニック(アーリータイムで30%オフでした)とナチョスを食べていたら、結婚式の二次会と思われる30人ほどの集団が続々と来店してきました。二杯目を頼もうと思ったら、既にオーダーを待つ長蛇の列になっており、カウンターは、女性のワンオペでは到底対応し切れない状態になっていました。ここで早々に見切りをつけ、早めの電車で松本に帰ることにしました。
名古屋に来た回数は少ないものの、食事では過去にも似たような経験をしたことがありました。どうも、私は名古屋とは相性がよくないようです。
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