円安で海外留学ができない問題
今日は部屋に帰って夕食を済ませてから珍しく作業をしていた為、記事執筆に取り掛かることができるようになった時には、またしても23時を回っていました。本日も、生産性に乏しい雑記の送りバント投稿で凌ぎます。ぼんやり観ていたテレビで『急激に円安が進んだ影響で、学費や生活費の高い欧米圏への海外留学が困難を極めている』というニュースをやっていました。この件で、私見を急いで書いてみます。
学びも金次第なのか……
1USD=150円を超える円安状態が常態化しています。数年前よりも交易条件が悪くなっているので、現在欧米圏に留学している/これから海外留学を検討している学生とその保護者の方々は、経済的にはしんどい状況でしょう。私が海外駐在していた2000年代前半とは大違いであり、海外で過ごすことのハードルが上がり、経済的メリットにならない世の中になってしまいました。
とはいえ、いつの時代でも海外に飛び出して学びの機会を求める需要は、環境に関わらず一定数存在している筈です。かつて1USD=360円の固定相場時代にも海外留学する学生はいた訳で、海外での学びを欲する人たちは、この逆風にも負けず、工夫して道を探って欲しいと思います。
ある意味、これまでの環境が恵まれ過ぎていた訳であり、今後留学できるのは、富裕層の子息を別にすれば、選りすぐりの俊秀だけになる筈です。
円安に慣れる必要性
マクロ環境は、日本の衰退を示唆しているので、この円安状況を跳ね返すことは、しばらく、ひょっとしたら永久に無理でしょう。こうなったら、円安環境を利用して、国家の強みに換える他ないと思います。製品輸出や国内観光業にはポジティブな効果も期待できるので、恨み節や泣き言は程々にして、地道に稼いでいけるように、方向展開を図っていくべきでしょう。為替ダンピングと批判されようが、これまで海外市場を意識してこなかった国内市場に眠る優れた商品を、海外に売り込む活動をしてもいいでしょう。ここは正論を支持します。
国は、輸出ビジネスを積極的に支援して欲しいと思います。煮詰まっていない段階で書き始めたので平凡な内容になってしまいました。
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