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青春18きっぷの旅2024春②:大糸線

昨日は雪が降り、今日は晴れた(晴れ時々曇りくらいか)ので、予定通り青春18きっぷを使って鉄道旅に出ました。先週、箱根からの帰りに第1回目を使ったので、今日は第2回目使用分です。

朝寝坊して勝負あり!

今日、青春18きっぷの旅に出ることは早い段階で決めていました。週末に予定が確定している日が多く、使用期限を考えると、余らせてしまうリスクもありそうだったので、今日の出撃はマストでした。天気が良くて助かりました。

ところが、昨夜は酒を多く飲んでしまった為、なかなか眠れず、朝寝坊をしてしまいました。6時にセットしたアラームで目は覚ましていたものの、身体が重く感じてしまい、寝床でダラダラしていたら、8時過ぎになっていました。のんびりと支度をして家を出た時には既に9時を過ぎており、徒歩で向かった松本駅に着いた時には10時前になっていました。色々事前にプランは考えてあったのですが、朝寝坊で勝負ありでした。

大糸線の旅に絞る

松本駅に着いて表示を見て、最も早い10:09発の信濃大町行きに乗ることにしました。大糸線は、松本に来てから一番お気に入りの路線です。車窓からの景観が抜群であり、春夏秋冬、必ず一度は乗車するようにしています。丁度昨日雪が舞ったばかりなので、北アルプスの峰々は白く輝いていました。

信濃大町までは、進行方向左手の風景がお奨めで、安曇野、松川を通り過ぎる間にも、常念岳をはじめとする美しい山々のフォルムが車窓から拝めます。大町市に入るといよいよ北アルプスの峰々が近付いてきます。今回もまた、「いいなぁ」と呟いていました。松本に来れて本当に良かったなぁとしみじみ感じました。

大町市常盤あたりで車窓から

接続悪くて二駅分歩く

大糸線の終点は新潟県の糸魚川駅ですが、ダイヤを調べると、信濃大町駅と南小谷駅でそれぞれ一時間以上の連絡待ちが発生し、糸魚川駅に着くのが16時近くになることがわかりました。

糸魚川からえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインを使って能生や直江津に出て観光するプランも考えていたものの、これではちょっと到着が遅過ぎです。朝寝坊のミスが響いています。

あてもなく信濃大町から終点の南小谷まで行っても時間を潰せるめぼしいものがないことはわかっていたので、今日は途中の白馬を最終目的地にすることに変更しました。大糸線の難点は区間内に他の路線と接続するターミナル駅がなく、行くか帰るかしかないことです。白馬往復では距離が足りず、1回2,410円の青春きっぷだと損することになりますが、やむを得ません。これままた朝寝坊の報いです。

とりあえず、信濃大町駅構内の蕎麦屋さんで蕎麦を食べて腹拵えを済ませました。次の電車まで時間はかなりあるので、徒歩で先に進むことにしました。隣の北大町駅を過ぎ、さらに次の信濃木崎駅まで歩きました。両側に田園が広がる直線道路を遠くに北アルプスを眺めながら、小一時間のWalkingをすることになりました。疲れましたが、これはこれで悪くない時間でした。

北アルプスを臨む
北大町駅
北アルプスを見ながら
信濃木崎駅①
信濃木崎駅②
信濃木崎駅③

白馬〜神城も歩く

信濃木崎駅でやって来た電車に乗り、白馬駅には13:00丁度に到着しました。白馬までは、仁科三湖(木崎湖・中綱湖・青木湖)の広がる絶景ラインでもあります。線路の両サイドに雪が残り、大変綺麗でした。

白馬から帰りの電車は15:51までありません。最近では雪質が有名になって外国人観光客が大挙訪れるようになって大盛況と言われる白馬ですが、駅周辺はそれほど賑わっている感じではありませんでした。ただ、店の看板や貼り紙には、英語や中国語の表記が目立ちました。

白馬駅近くの踏切
白馬駅から八方方向
白馬駅近くの踏切

白馬村の観光センターも兼ねるスノーピークグランドステーションに立ち寄り、建物内にあるスターバックスでコーヒーを飲みながら山を眺めて時間を潰しましたが、さすがに3時間は長過ぎます。白馬駅から再び歩くことにしました。一つ先の飯盛駅までは約2.5㎞。駅のトイレで用を足し、更にその先の神城駅までの約1.6㎞を何とか踏破し、帰路につきました。

神城駅①
神城駅②
神城駅③

来季はスキーを

スキーもしないのに冬季の白馬を訪れてしまいました。来季は、昔とった杵柄で、久々にスキーにも挑戦してみようかと思います。

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