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人生四分法で愉しむ

本日は、自分の人生観として確立している『人生四分法』についての考察を備忘として残します。

四分法は好きなテンプレ

私は、何か新しい物事を理解したり、何かをプレゼンしたりするのに、四つの論点のテンプレを使って考えるのを好む傾向があります。"〇〇"、"〇✕"、"✕〇"、"✕✕"のように、二項組み合わせのマトリクスを使う場合もありますが、好きなのは四分法です。

影響を受けているのは、作家の五木寛之氏の思想です。五木氏が紹介してくれた、インドの四住期(『学生期』『家住期』『林住期』『遊行期』)という区分や、中国に伝わるという人生を四季にたとえた(『青春』『朱夏』『白秋』『玄冬』)には、今も強く惹かれています。

人生四分法で検証

この四分法を基準に、私は今、林住期・白秋の季節を生きていると思っています。この区分が妙にしっくりきます。それなりに年齢を重ねてきたからこそ、感じられるものもあるな、と素直に思います。比較的苦労は少なく、浮き沈みもあまりない人生だった気はしていますが、それでも苦悩して辛かった時期、全て好調で乗っていた時期はあります。

私は、自分の一生を「72年」を基準に設計しているので、0~18=学生期、19~36=家住期、37~54=林住期、55~72=遊行期 となります。今年の5月で55歳を迎えるので、いよいよ人生の最終区分に入ることになります。人生の総決算・集大成という気持ちでやっていく必要がありそうです。ただ、このあたりの整理は曖昧でよいと思っていて、0~22歳=学生期、23~45歳=家住期くらいが、丁度いい肌感覚です。

Time flies…. 時が流れるのは本当に早いと感じます。ぼやぼやしていると、人生は瞬く間に終わってしまうのだな、と改めて気を引き締める気持ちが沸き上がりました。ここまで完璧に満足はしていませんが、痛恨・悔恨の思いもないので、人生最後のステージも充実した日々が続くように精進していこうと思い直しました。謙虚に奢らず、かといって必要以上に卑下もせず、自然体で過ごしていければ最高です。

人生四分法で検証していくと、思わぬ気付きがあるものです。


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