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Markover 50と音楽

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Markover 50がこれまでに出会ってきた好きな曲、好きなアーティストの思い出をコラムにします。
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#毎日note

『Fifty's Map~おとなの地図』を聴く

今朝九州に上陸した台風10号はジョギング程度のスピードで日本列島を縦断する予想となっており、各地に被害をもたらしそうで不安です。 先日来、私の生活の中に何度目かのMr.Childrenブームが到来しており、『CROSS ROAD』(1993)~『くるみ』(2003)~『Fifty's Map~おとなの地図』(2023)をヘヴィ・ローテーションで聴き続けています。職場での単調な資料作成作業中も頭の中でぐるぐる鳴り響いています。本日は、その『Fifty's Map~おとなの地図

あの頃好きだった曲⓳:CROSS ROAD

あの頃好きだった曲シリーズの第19弾は、今夜どうしても語っておきたい衝動に駆られた、Mr.Children『CROSS ROAD』(1993)です。 30年も経ったのか…1993年11月にリリースされた『CROSS ROAD』は、日本テレビ系列のドラマ『同窓会』の主題歌として制作され、Mr.Children最初の大ヒット曲を記録した記念碑的な作品です。その後は数々の名曲をリリースし、一時期は無双状態の快進撃を続けて押しも押されぬ超ビッグバンドになったMr.Childrenで

金曜日の随筆2024:Done with Mirrors

また、運命を動かしていく金曜日が巡って来ました。2024年のWK34、葉月の肆です。やっと一週間を凌ぎ切りました。8連休が明けた後の1週間は思いの外苦戦が続き、肉体が辛く感じました。腰、膝、足首、肘、肩、背中…… 全部痛んでいる感覚を抱えながら過ごしました。もう、若くはありません。 さて、本日は突然思いついたテーマ、『Done with Mirrors』というタイトルで気儘に書いていきます。 Done with Mirrors ≒手品でござい~『Done with Mir

1W+2M J-Gr.の名曲4選

木曜日ですが、市街地に繰り出し、ハシゴ酒をしてしまいました。健康面を考慮すると深く反省していますが、たまに規則正しく生きる慣習を自らの意思で破りたくなる瞬間があり、今日はそういう夜だったのだと、ポジティブに慰めます。 本日は、音楽関連投稿で、『1W+2M J-Gr.の名曲4選』というテーマで、私が好きだった4曲をチョイスしてみます。 ① DREAMS COME TRUE『うれしい!たのしい!大好き!』(1989)DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー

あの頃好きだった曲⓲:Maybe Blue

昨日の毎日投稿も飛ばしてしまいました。素面でしたが、気が付くと0時を回っていました。昨夜は、中学時代の陸上競技部の顧問の先生、~”鬼の〇〇”と呼ばれていた~ 御一行が兵庫県から旅行でやって来られ、懇親会が安曇野市の先輩のお店で開催されました。私も呼んで頂き、中学卒業以来の先輩にも再会できました。会は楽しかったですが、クルマの運転があったので、私はノンアルビールのみで辛かったです。 さて、一夜明けた本日は、日記+あの頃好きだった曲シリーズの第十八弾、UNICORN(ユニコーン

私の好きだった曲㉕:クィーン・オブ・ザ・ブロークン・ハート

本日は、私の好きだった曲、第25弾で、ラヴァーボーイ(Loverboy)『クィーン・オブ・ザ・ブロークン・ハート Queen of Broken Heart』(1983)です。アメリカ・サンフランシスコで結成されたロックバンド、ジャーニーに匹敵する、産業ロック時代を代表するカナダを代表するロックバンドの一つです。 愛しの産業ロックバンド1970年代から活躍してきたマイク・レノ(Mike Reno 1955/1/8-)とポール・ディーン(Paul Warren Dean 19

あの頃好きだった曲⓱:青葉城恋唄

あの頃好きだった曲シリーズの第十七弾は、さとう宗幸『青葉城恋唄』(1978)です。短時間の滞在だった仙台の街の余韻が微かに残っている間に、日本音楽史上屈指の美しい曲の一つ(と私は考えています)であり、後世まで歌い継がれて欲しいと願うこの曲の思い出を書き記しておこうと思います。 杜の都が舞台の抒情豊かな一曲この曲は、当時NHK-FM仙台のラジオパーソナリティをしていた、さとう宗幸氏(1949/1/25-)のメジャーデビューシングルであり、110万枚を超える大ヒットとなりました

忘れ得ぬ映画音楽5選【80年代編②】

私が青春時代を過ごした1980年代は、映画で使われる楽曲が次々とヒットする、サウンドトラック盤の黄金時代でした。前回思い付きで始めた、第1回目(2023/9/24)でチョイスした5曲だけでは、この企画は到底収まりきりません。80'sの映画音楽は、名曲の宝庫です。いずれ、【80年代編③】にTo be Continued…. することを予感しながら、今夜の5曲をチョイスします。 忘れ得ぬ映画音楽⑥:ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース『パワー・オブ・ラブ』この曲が主題歌の『バック・ト

名曲『駅』の思い出

今週は何故か頭の中で、名曲『駅』のメロディと歌詞が何度も何度も浮かんで来ます。その度に、初冬の雨がしとしとと降りしきる夕方の駅の光景も浮かび、ターミナル駅のラッシュの映像を想像してしまいます。(私のイメージです)これも何か不思議な縁かもしれないので、ことばにしてみたいと思います。 名曲『駅』を巡る思い出作詞作曲は、竹内まりあさんです。1986年発売の中森明菜さんのアルバム『CRIMSON』の為に提供したものです。しかしながら、私は長い間、この曲は竹内まりあさんの1987年に

カンフル剤を注入する...『オールドルーキー』

本日は、『カンフル剤を注入する』という実体験です。もちろん体内に本当に注射する訳ではなく、ある曲を聴いて浸る行為の比喩です。 朝から、カツを入れる月曜日、一週間が始まります。目覚めのアラームは、5:55にセットしてあります。そこから30分くらい起きずに、布団の上で色々と思いを巡らすのが毎朝のルーチンです。 今週の土曜日にはイベントが控えているし、肉体的にも、精神的にも踏ん張りが必要なことがわかっています。景気付けのカンフル剤に、竹原ピストル『オールドルーキー』(2009)

'80s Musicを理解するキーワード④:サントラ

2024/5/25開催のとあるイベントに"DJMARK"として登場し、80年代の洋楽の名曲を紹介する時間を頂けることになっています。DJと言っても、円盤を派手に回すのではなく、1970‐1980年代のラジオのDJ(=Disk Jockey)をイメージしたスタイルで行う予定です。イベントには、80年代の洋楽をオンタイムで体験していない若い世代も来られるとのことなので、80年代の洋楽を象徴するキーワードとともに、解説を加えるスタイルで準備を進めています。私の考えるキーワード、第4

'80s Musicを理解するキーワード③:MTV

また運命を動かしていく金曜日が巡ってきました。2024年のWK19、皐月の参です。 2024/5/25にとあるイベントに"DJMARK"として登場し、80年代の洋楽の名曲を紹介する時間を頂けることになっています。DJと言っても、円盤を派手に回すのではなく、1970‐1980年代のラジオのDJ(=Disk Jockey)をイメージしたスタイルで行います。イベントには、80年代の洋楽をオンタイムで体験していない若い世代も来られるとのことなので、80年代の洋楽を象徴するキーワード

'80s Musicを理解するキーワード②:スーパースター

2024/5/25にとあるイベントで"DJMARK"として登場し、80年代の洋楽の名曲を紹介する時間を頂けることになっています。因みにスタイルは、円盤を回す派手なタイプではなく、1970‐1980年代のラジオのDJ(=Disk Jockey)をイメージしたスタイルで行います。イベントには、80年代の洋楽をオンタイムで体験していない若い世代も来られるとのことなので、80年代の洋楽を象徴するキーワードとともに解説したいと考えて準備を進めています。本日の第2講は、『スーパースター』

'80s Musicを理解するキーワード①:産業ロック

2024/5/25に、とあるイベントで"DJMARK"として登場し、80年代の洋楽の名曲を紹介する時間を頂けることになっています。企画書は書き上げて主催者の方にはお送りしたので、現在は当日喋りたい内容の草稿を練っている段階です。イベントには、80年代の洋楽をオンタイムで体験していない若い世代も来られるとのことなので、私の考える80年代の洋楽を象徴するキーワードとともに解説したいと考えています。そのキーワードの第1講は、『産業ロック』です。 渋谷陽一氏の造語?『産業ロック』と