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ウマ娘は百合かBLか

note更新の時間です!

人気コンテンツの二次創作に関して
くだらない考察を思いついたので記事にしますw

ウマ娘の二次創作

ウマ娘プリティーダービー
Cygamesが制作、配信を行なう
実在の競走馬を擬人化した人気コンテンツ。

僕もスマホアプリをリリース半年記念のタイミングでダウンロードしたトレーナーである。

そして1度ハマると必ず、二次創作を探し出すのが僕の中でのお決まりパターンだ。

二次創作の定番として
キャラクター同士の恋愛が挙げられるだろうが
ウマ娘は特に顕著だと思われる。

実際に同じレースを走ったライバルだったとか
親子や番(つがい)だったなどの史実を
公式がホントに上手く落とし込んでいるから着想を得やすいのだろう。

そんなウマ娘の二次創作を見ていて思ったのが
本記事のタイトル「ウマ娘は百合かBLか」である。

ウマ娘の設定

先述した通りウマ娘は実在した競走馬を擬人化したものである。

そして「ウマ娘」となっている以上は
登場キャラクターは漏れなく少女である…
もとい、「美少女」である。

ウマ娘は皆、トレセン学園というトップアスリートを育てる学校に通う中学生または高校生という設定である。

ここで問題
競走馬の性別はオスかメスか

引っ張る必要もないので答えを言うと
両方ともいる
オス馬を牡馬(ボバ)メス馬を牝馬(ヒンバ)
とそれぞれ表現し、そして史実では
牝馬限定レースがあったりする。(通称「ティアラ路線」)

話を戻そう。
ウマ娘は、実在した競走馬を美少女中高生に擬人化したキャラクターである。

つまり
元の競走馬が牡馬だろうが牝馬だろうが
等しくJCかJKなのだ!

そんなウマ娘たちの作中での絡みは、全て史実に基づいてる。
先にも書いた通り
活躍した時代が同じだったり
親子だったり
番いだったり
中にはオーナーや騎手が絡んでるものもある。

長くなってしまったがここからが本題であるww
戯れ言にも等しい考察をお楽しみ頂きたい。

ウマ娘二次創作にあるカップリングパターンに沿って執筆していきます。

ウマ娘×トレーナー

二次創作を語る上でこれは外せない。
というかウマ娘の根幹である。

もとよりウマ娘は育成ゲーム。

プレーヤーはトレーナーとなり
1人のウマ娘と専属契約を結び、3年間の育成期間を経て
URAファイナルズというウマ娘界のトップを目指す。

というのが作品のメインストーリーで
トレーニングだけではなくレースのローテーション組みはもちろん
時には休日にお出かけしたりして、二人三脚で3年間を(二つの意味で)駆け抜ける。

さてここで基本設定を思い出してほしい

ウマ娘は皆、中学生か高校生なのである。
トレーナーは等しく新人トレーナーなのだが
まあ、具体的な年齢でいうと20代前半ぐらいと考えるのが妥当なんだろう。
そして基本の性別は恐らく男。
(もちろん女性を選ぶことも可)

多感な年頃の女の子と若い新人トレーナーが
3年間一緒に過ごす

何も起こらない訳がない!!
と言わんばかりに描かれるカップリングパターンがこれだ。

これは、こじつけやデタラメとかいう類ではなく
育成ストーリーの中でその方向性を拡げやすいイベントがあるからだ。

そう、季節イベントである。

バレンタイン、2度の初詣、2度の夏合宿(行先が海なので水着)、クリスマス……

夏合宿はあくまでも合宿なので少し違うが
バレンタイン、初詣、クリスマス
ウマ娘、トレーナー双方のリアクションが恋人のそれだったりする。

確かにプロアスリートとそれを育てるトレーナーだから
季節イベントの日でも関係ない、というのもあるとは思うが
好意を持ってる異性が他にいるような描き方は一切されていない。

つまりはそういうことなのだ。
中には家族や身内にトレーナーを紹介し、恋人と勘違いされるがリアクションが満更でもないウマ娘もいる。

さらに言えば彼女たちはアスリートだ。
彼女たちの活躍を応援するファンも存在し、やはりアンチもいる

アンチからの心無い言葉などに傷ついてしまったとき
それをケアするのはトレーナーの役目である。

多感な年頃の少女が傷ついたとき、若い男に優しくされて恋に落ちないわけが無い。
などと言うと頭お花畑な感じはするが、
まあフィクションとはそういうものであるww

そんな感じなので
ウマ娘がトレーナーに好意を抱いている
というテーマの二次創作は多い。

さてここで、このカップリングに対する
性別考察の時間だ。
このパターンで僕がよく見るウマ娘は

ダイワスカーレット
カレンチャン
メジロドーベル
エイシンフラッシュ
ナリタタイシン
ナイスネイチャ

この6人である。
ナリタタイシンは持っていないのでネット掲示板等でネタバレを確認した程度だが
そのストーリーを思い返すと、この6人は実に最適だと思う。

この6人を元性別に直してみる。

ダイワスカーレット→牝馬
カレンチャン→牝馬
メジロドーベル→牝馬
エイシンフラッシュ→牡馬
ナリタタイシン→牡馬
ナイスネイチャ→牡馬

なんと半分が牡馬、つまりオスなのだ。そしてこのパターンで描かれるトレーナーは例外なく男なのだ
(なぜならスタンダードが男だろうから)

というわけでこの場合
ノーマルとBLが丁度半分になるということだ。

しかしここで例外が発生する
それはトレーナー側の性転換だ。

上に挙げた者のうち
カレンチャンメジロドーベル
男か女かで微妙に変わってくる。

カレンチャンの場合
トレーナーのことを「お兄ちゃん」と呼ぶが
女トレーナーにした場合はきちんと
お姉ちゃん」と呼ぶ。
(それ以外は何も変わらない)
ちなみにこれはライスシャワーも同じ

メジロドーベルの場合
(ネタバレになってしまうが)男性恐怖症という性格のため当たりがキツいのだが
女トレーナーにした場合は、初対面だから人見知りしてしまう
というなんとも可愛らしい感じになる。

つまりこの2人に関しては
GL(百合)の可能性を捨てられないということだ!( ˙꒳​˙  )キリッ

まあ、カレンチャン×女トレーナーの場合は
姉妹以上恋人未満な感じにも取れるがそれはそれ。

ウマ娘×ウマ娘

次に多いであろうカップリングがウマ娘同士

ウマ娘は学生だし、何よりトレセン学園は全寮制で相部屋。
たとえトレーナーとの二人三脚とはいえ、1日を通した交流関係は断トツで同級生や先輩後輩である。

このパターンで僕がよく見るカップリングは

1.ナリタタイシン×ウイニングチケット
2.ライスシャワー×ミホノブルボン
3.セイウンスカイ×ニシノフラワー
4.キタサンブラック×スイープトウショウ
5.エアシャカール×ファインモーション
6.ダイワスカーレット×ウオッカ

これは名前を全部書いて解説すると長いので
上から順に番号を振る。

それぞれを元性別にすると

1:牡馬×牡馬
2:牡馬×牡馬
3:牡馬×牝馬
4:牡馬×牝馬
5:牡馬×牝馬
6:牝馬×牝馬

漢字がゲシュタルト崩壊を起こしそうな勢いだがつまりはこうだ。

1と2がオス同士→BL
3と4と5がオスとメス→NL
6がメス同士→GL

この組み合わせが断トツで描きやすい理由を
それぞれ説明しよう

1と2と6は両者ライバル同士

1の2人は
1993年クラシック戦線と呼ばれるレースローテーションを共に駆け抜けたライバル。
ビワハヤヒデを加えた3人(頭)の頭文字を取って
BNW」と呼ばれ伝説を残した。

なお、ウイニングチケットは今でも存命で元気いっぱいである。

そんな3人は寮の部屋はそれぞれ別だが
同級生であるために絡みが多く
大体の流れとしては
チケットが騒いでタイシンがウザがる。(それをハヤヒデが嗜める)

なので、ここにもし恋心があったらみたいなifストーリーが浮かびやすいのだろう。

6は1に比べると比較的最近で
2007年ティアラ路線でしのぎを削ったライバルで、ダイワスカーレットはウオッカ以外に負けたことがない上に
ウオッカに負けたとしてもその着差は僅差であった。

この2人は1と違い寮の部屋も同じ
そして部屋でも変わらずに互いを意識しあって半ば言い争いのような雰囲気なる時が多々ある。

なのでそれにそのまま
恋心というエッセンスを加えるのは容易である。

2のペアに関しては1と6程の絡みは
それほど公式では描かれてない。
去年のハロウィンイベントで絡みがあったかなってぐらい。(と記憶してる)

この2人はライバル同士というよりも
ミホノブルボンが成し遂げるはずだった歴史的記録を、ライスシャワーが阻止した。
というブルボンからしたら悔しさしかない相手である。

アニメでも少し描かれているのだが
この直後ライスシャワーは「黒い刺客」と呼ばれ、当時の競馬ファンから総スカンを喰らうこととなり、
さらにその後メジロマックイーンの歴史的快挙までもライスシャワーが阻止してしまうので
余計に顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまい
ライスシャワーは自信をなくして、怯えるようになるのだ。

そんなライスを元気付けた相手こそ
ミホノブルボンなのである。
ブルボンがライスの実力を正当に評価していた。
もちろん周りもしていたのだがブルボンの声でライスは元気を取り戻す。

そんな流れがあったからこそ
友情が恋に変わるみたいなifがそこにある。
(のかもしれない)

なお、史実の上ではブルボンの騎手の方が仰った言葉だったと思います。

3と4は史実カップル

3と4はいわゆるNLなのだが
史実の上でもこの2組は間に子供がいる。

そのため公式での絡み方も
先の1,2,6の友情というより恋愛感情による絡み方で描かれる。

そしてそれはやはり二次創作においても外してはならないし、余計な説明は不要と考えるw

しかし敢えて、この情報だけは書いておこう。

スイープトウショウもニシノフラワーも
アグネスタキオンという先輩にあたる馬とも子を成しており、
さらにニシノフラワーはタイキシャトルという
最近ちょっと競馬界隈で話題になった馬とも子を成しているww

5は謎

5の組み合わせに関してはNLであるのだが
勉強不足で申し訳ない
史実での関係性がよくわからない……

しかし公式ではこの2人はほぼ常に一緒にいる。
部屋は別々だが、同期になるのだろう。
ファインモーションに関しては
受胎出来ない身体だったというのも聞いたことがあるので
少なくともファインモーションの産駒は居ない。

まとめ

結論としては言うまでもなく
好きなように楽しめればそれでよし」という他ないのだが
史実を取り込み忠実に再現しているからこその創造、妄想の楽しみやベクトルが豊富にあり
これがなかったら僕もハマってないだろう。

なぜなら僕はこの世の中で
育成ゲームが大嫌いなのだからwww

最近では現役の馬がウマ娘に仲間入りしたり
ウマ娘から名前をもらった馬がデビューしたりなど
まだまだコンテンツとしては衰えることはないだろう。

Cygamesにも二次創作界隈にもまた新たな期待を抱くとする。

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