今あえて医療者を目指す人を見て。

72時間は。
今年も泣けるエピソードが山の様に有るけど。2位のナイチンゲールに憧れて。は、要はこのコロナ禍だから敢えてこの仕事を選ぶとか。元々良い仕事に就いてたけど、やり甲斐を持てる仕事したいとか。子供の時やコロナ禍で、身内とか友人の命に関わる出来事に遭って。他の子供より2段3段くらい早く心が大人にならないといけなかった人達だから。ソレをヤル、っていう動機が強いんだと思います。

人それぞれだろうけど、看護師は一般的な大人より緊急時に頻繁に遭遇してるからハートが強い。やってる内に強くなるんだろうけど。今病院辞めたって言う友人も居たり、ヤケクソになってる様な事を言ってる友人も居るけど。コロナ禍を3年間現場で支えて来たっていう強さは充分だと思うよ。思いやりの達人にならないと自信持って看護できないよね。

幼馴染が40歳迄車屋さんで事務をして。45で正看護師になってたけど。やっぱり子供の時にお父さんをガンで亡くしてるんだよね。長女だったからお母さんを支えるのは自分。って早くに腹を括ったのは知ってたから。

でも40だろうが60だろうが90だろうが、その変化を本人が必要と思ったら、年齢は関係無いんだよね。自分が20代の時に仕事し過ぎでぶっ倒れて最初に入院した時に、東京で50歳で定年してそこから正看護師に55歳くらいで国試に合格して。長崎に来たばっかりのオッチャン看護師がいたんだよ。浅草生まれだから、名前には一文字も入って無いけど、「寅さんと呼んで下さい。」って言うアクの強い自己紹介をされたのを憶えてる。その仕事を出来る期間は短いって分かってても、そこに飛び込んで来る人も居る。

今医療は完全にルールが掻き回されて、疲れて辞めたい人は居ると思うよ。もうそれは仕方ないもん。キツイのは本人しか分からない。今まで頑張って来た事が立派だと思う。

けど、それを承知の上で営業職から看護師、CAから看護師、介護では出来ないケアをする為に看護師になる人達の覚悟も立派だと思うよ。命に責任を持ってる人をもっと大事にしたいと思った。その人も、自分も一つの命だから、何が起きるか分からない中で確信を持って生きるのは重要だなと、思ったり思わなかったり。というポエム。

そういえばウチのオカンも看護師だったし。そこで鍛えたハートが無かったら、大工のワンマン棟梁の親父をサポートし続けるのは難しかっただろうと思う。そういう仕事したいなと思うよ。しっかり見とけば何かあると思う。
72時間面白いよね。毎年凄い。頑張ってる人は諦めずに頑張り続けて欲しい。でもキツイ時には休んで下さい。個人的には何も出来ませんが、とにかく応援しています。いつもありがとうございます。
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