租税法律主義【やんわり租税法 No.1】
こんにちは、マークです。第1回目のテーマは「租税法律主義」です。いっしょに学んでいきましょう。憲法や税法に関心を持った方ならこの言葉を見たことがないとは言わせない、といってもいいくらい有名な原理ですね。
結論からいえば、租税法律主義とは「国民から税金をとるためには法律が必要」という原理です。また、裏を返せば「国民は法律に従って税金を納める義務がある」と言い換えることもできます。前者は憲法84条に、後者は憲法30条にその根拠となる規定があります。
前者は課税権をもっている「