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NOと言えない自分を変えたい【占い記録】

昨日はとっても暑かったですね。
夕方の強い日差しのもと屋外を歩いて全身汗びっしょり、一刻も早く涼しい場所へ入りたかった私ですが、知人に呼び止められてそのまま20分ほどお話を聞くことになってしまいました。滝のように流れる汗がお化粧を溶かし、のどは渇きを訴え、意識が朦朧として…
このような状況になっても、私はその場を離れることができず、それどころか「暑い」のひとことも言えません。知人のお話が終わるのをひたすら待ち、笑顔でお別れをしてから心身ともにガックリ。「帰ります」、たったそれだけのことが言えないのはなぜだろう。自分の身体に鞭打って、特に重要でもないお話を聞き続けてしまうのはどうして。

昔から、NOと言えないタイプでした。
誰かに誘われれば興味が無くても参加したし、必要のない物にもお金を出しました。お願いされれば断れず、内心では嫌だなあと思いながらもこなしてきました。
最近は少しマシになってきていると思っていましたが、やはり根本的には変わっていないようです。

このままでは自分にとってはもちろん、相手にとっても良くありません。嫌々参加していることが相手に伝われば、きっと悲しい思いをさせてしまうでしょう。私自身も、そんな風に思わせたくて無理をしているわけではありません。

というわけで、今回はこの「NOと言えない自分」を変えるための一歩として、タロット占いを利用することにしました。


正位置の3枚

【原因】審判
【結果】ペンタクルの6
【アドバイス】死

私のこの性格は、過去の人間関係に関する出来事がベースとなっているようです。関係を壊したくないという思いから、相手に合わせる・NOと言わないようにする習性が身についてしまっています。
このままでは、相手に尽くすことでしか対等な関係を築けなくなってしまうかもしれません。
過去をきっぱりと切り離し、人との関わり方や、いっそ関わる相手を変えてしまいましょう。自分ではちょっと冷たいかな?と感じるくらいの態度でも大丈夫です。


たしかに、私はわりと自己評価が低く、「私なんかと仲良くしてもらうにはなんでも言うことをきかないとダメ」「相手の思うように動かない私にはなんの価値もない」といった考え方をもっていたことがあります。学生時代、奔放な友人に振り回され、尽くすようなかたちになっていた時期もありました。(家庭環境にも多少心当たりがありますが、ここは割愛します)

どちらかというと人との交流は少ない方なのです。友人と遊ぶ機会もそう多くありません。
きっとそれも、誰かと一緒にいると無意識で「尽くす」ことに心を砕いており、疲れてしまうからだと思います。誰かと遊ぶことは楽しいはずなのに、帰宅したあとドッと落ち込んでしまうこともあるのが、わかりやすいサインです。
こんなことを続けていては、いずれ疲れ果て、人を避けるようになってしまうかもしれません。

過去を切り離してコミュニケーション方法を変える…というのは簡単なことではありません。特に、これまでつきあいのある人たちにとっては、私の性格が突然変わってしまったように見えることでしょう。離れていってしまう人もいるかもしれません。それはそれで自分を苦しめます。

身に染み付いた性質を変えるのは本当に難しい。人とのかかわりに関する部分であればなおさらです。
このテーマについては、今後も試行錯誤が必要そう。少しでも楽に生きられるようになりたいものです。

2024年7月6日実施