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木の魅力

ひょんなことから13年前の今日、2011年8月15日の当時書き綴っていたブログ記事を読み返す機会がありました。
13年前ということは、、、私が37歳のとき。
娘が1歳半位のころです。
まだブログをこつこつと書いていたころでSNSもまだ今ほど盛んじゃなかった頃。

あれから息子を二人出産し、
一家で滋賀に移住し、
憧れていた田畑にも携わるようになり、
新たに会社を立ち上げ・・・
13年前とは家族構成も、暮らしと仕事の拠点も、ライフスタイルもぐんと変わりました。

でも13年前の今日書いたブログを読み返して、私の中にある「変わらないもの」を感じました。

祖父と父から受け継がれてきた木が日常にある暮らし。
滋賀へ移住したとき、自宅にログハウスや薪ストーブを選択したことも、私には自然な流れだったと思います。

自分への記録も兼ねて、13年前の記事をここに残しておこうと思います。


2011年8月15日記
先日滋賀にお墓参りにいきました。
そして田舎のお家に1泊してきました。
ここのお家には、祖父・父の仕事の関係で、いろんな銘木が所狭しと並べられています。
どれも貴重な価値のある木ばかりです。
丁寧に磨かれています。

ずらりと並ぶ銘木

香木もあります。
アロマテラピーでよく使うサンダルウッド(白檀)

しっかりと香っています。精油よりも「木」という感じが強くします。
このお家ではいつも沈香をくゆらせます。
炭をおこして、その上に沈香を置いて香りを楽しみます。

沈香や伽羅を燻らせる。父の香りの楽しみ方。

袋の中にあるのが沈香。
少量でもしっかり、重く香ります。
心が落ち着く香りです。
小さい頃から、このような木の香りに包まれて育ってきました。

アロマテラピーの世界に入り、「香り」の魅力にすっかりはまっている私ですが、ずっとずっと昔から「香り」の魅力には触れていたんだなと・・・感じます。
他にも面白い木のオブジェがたくさんあります。

欅の木の額

たとえば、これは欅の木でつくられた額。
中をくりぬいて作っています。

そしてこれは椿の木でつくられた彫刻。
こんなに太い椿は珍しいとか。

椿の木の彫刻

おちゃめな彫刻ですね。
重厚感を感じさせる木ですが、これは少しほっこりさせてくれる作品です。

今の世の中は生活空間の中に木を取り入れることが減ってきています。
でも私はできるだけ木のぬくもりを感じたいと思うので、小さなものですが、木でできたものを好んで使うようにしています。
まな板、物差し、鉛筆、食器棚、テーブルなどなど。

生活空間の中に木があると、なんだか守られているような気がするんです。
私にとってはとても大切な木。
この木の魅力を伝えていくことは、間接的ですが、私のハーブやアロマを普及させていく活動につながっていると思っています。


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