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産後退院してから起きた悲劇

あっという間だった入院生活を終え、退院日に車で片道2時間の実家へ里帰りしました。

実家の母は、私が準備する必要のないくらいにベビー用品を買い揃えて、私と息子を迎え入れる準備をしてくれており至れり尽くせりだったので、心穏やかに産褥期を過ごせる、はずだったのですが、、、

里帰り3日目の朝に悲劇が起きたのです。

布団から起き上がろうとしたときに左腰に激痛が走りました。

悶絶。

やっとの思いで起き上がるも、トイレまで行くのに伝い歩きをしないと行けないレベルの痛みでした。

こんな調子なので、泣いている息子をベッドへ迎えに行くこともままならず。
母がベッドから抱き上げ、おむつ替えをしたのちに私の元へ息子を連れてきてくれて、私は授乳をするのみ、という状態でした。


沐浴も

(母)ベビーバスや着替えなどの準備
(私)伝い歩きでお風呂場へ行き、ベビーバスの前にスタンバイ
(母)息子の服を脱がして私の元へ連れて行く
(私)息子の全身を洗って母に引き渡す
(母)息子の体を拭いて服を着せる
(私)息子の保湿をする

といった調子。笑



そして難関は息子の2週間検診。

母に病院まで車で連れて行ってもらうも、もちろん息子を抱っこして歩くなんて出来ないので、息子を抱っこして歩く母の横を伝い歩きでのそのそと病院の受付まで歩いていきました。

そんな私の様子を見てただ事ではないと判断した受付の人がわざわざ確認を取ってくれ、通常は付き添い禁止のところ、息子の抱っこ要員として母の付き添いを許可してくれました。

検診時に腰のことも聞いてみましたが原因は分からず、息子の体重が順調に増えていることだけ確認して帰りました。


そこから伝い歩きをしなくても移動が出来るようになるまでに2週間かかりました。

その間はただただ絶望の日々でした。

少しでも動くと痛いし、横になったり起き上がったりするのが一番難関なので眠たくてもお昼寝する気になれない。
息子を抱っこして寝かしつけるのも難しい。

このまま車椅子生活になるんじゃないか、とか
母親なのに息子のお世話が出来ないなんて、とか
里帰り期間が終わるまでに治らなかったらどうしよう、とか

いろんなことが頭をぐるぐるしてしんどかったです。


ちなみに、産後すぐからこちらの骨盤ベルトをつけていたのですが、普段の服のサイズに合わせてM/Lサイズを購入したところ、小さくて無理やりつけていたので正しい位置でマジックテープを止められていませんでした。
(産後の骨盤の開き具合をなめてました、、、)


なかなか腰痛が良くならないのを見兼ねた母が、こちらのLサイズを買ってきてくれてつけるようになってから、少しずつ骨盤も締まってきて腰痛も治ってきた気がします。

お尻の部分の形が、しっかりサポートしてくれている感があって心強かったです。

今は骨盤も締まってきて腰痛も治っているので、最初に買った犬印さんの骨盤ベルトをつけています。


他にも産後のマイナートラブルはあったのですが、この腰痛が一番辛かったです。
(他のマイナートラブルについては別記事で)

ぎっくり腰ってこういう感覚なのかな。

今思うと、退院日、実家へ行く前に一旦帰宅して授乳したりお昼ご飯を食べたりしていて、そのときにあぐらをかいたり横座りしたりしていたのが原因だったのかな、とも思います。
(実は帰宅してから少しずつ腰の痛みが出始めていたので)



これから出産を控えている方へお伝えしたいのは、産後の骨盤の開き具合とゆるゆる具合をなめちゃいけないということと、骨盤ベルトはワンサイズ大きめを買うことをおすすめするということ、産後は骨盤が歪むような無理な体勢は極力しないということです。


初めての経験はなんでも不安がつきものだな、と改めて実感した出来事でした。


ではまた。

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