見出し画像

昨日図書館で借りた本

昨日図書館に行って借りた本は1冊。

世界のグロービッシュ 1500語で伝わる驚異の英語術 ジャン=ポール・ネリエール ディビット・ホン著 一般社団法人グローバル人材開発訳 東洋経済新聞社 2011

「英語の勉強は単語が命だ!」って言って、
単語帳をボロボロになるまでやっている人がいる。

もちろん単語は知っていた方がいいし、熱心な姿勢は素晴らしいんだけど、でも、「その大量の単語、使いこなせますか?」って思う。

簡単な言い回しで言い換えれば、難しい言葉も伝えられたりする。例えば、「条約」という言葉を知らなくても、「国どうしの約束」と言えば伝わるし、その方が分かりやすかったりする。

話をする時は小学生でもわかる話し方をするのがよい、と言われることがあるけど、英語だって同じ。子供でも分かる話し方ができる人は、どんな人とでも意思を伝え合える。

相手の言葉が分からない時は、「それ、どういう意味ですか」と聞けばいい。

グロービッシュは1500語を使いこなして、英語のハードルを下げようという考え方。大量の単語は必要ない。だけど、この1500語だけはマスターして、自分の言いたいことを何でも表現できるようになろう、という姿勢。

僕の語学の理想に近いと思って借りてみた。

ちなみに正岡子規は単語を知らなくて困ったことがあるらしい。テスト中に読めない単語があって、カンニングして隣の人に聞いたら、「それは ほうかん だ」と教えてもらった。

「ほうかん? ああ、幇間のことか」と自信たっぷりに訳を書いたけど、実は男芸者を表す幇間ではなくて、「法官」が正しかった。勘違いも甚だしいけど、それでその試験に通ってしまったんだそう。子規は英語以外のところで点数を稼いでいたのかなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?