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「椎骨が揺れる」という経験

CoreAlignについて書きたいと思います。
初めての投稿だから自己紹介が良いのかな、って思ったけど一向に書き進められないので諦めて、今日めっちゃ感動したことから書くことにする〜。

椎骨が揺れる

ピラティス(マット・リフォーマー、キャデラック・チェアー)をしていて背骨の椎骨たちが「揺れる」「暴れる」って経験はしたことはない。背骨、骨盤、肩甲骨、股関節が不安定な状態はあるけど、椎骨レベルで不安定なのってCoreAlignでしか作れないのでは。

CoreAlignとは

CoreAlign®(コアアライン)はイスラエルの理学療法士Jonathan Hoffman氏によって臨床で開発され、筋骨格系障害・脳神経疾患からトップアスリートに対する新しいリハビリテーショントレーニング法です。
独立して動く2台のカートとラダー(梯子)が特徴で、立位姿勢の改善や歩行を評価することができます
。ファンクショナル(機能的)な立位の動き中で固有受容覚やインナーユニット(横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋)にアプローチすることが出来ます。「正しい運動学習」や「全身の調和」の獲得できるばかりでなく、クライアント自身がそのエクササイズを通して自分自身の機能的な課題に気づくことができます。
固有受容覚とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感以外の「感覚」のことです。自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚で、筋肉や関節に備わっています。特に、固有受容覚は手足の動きを把握する上で重要な感覚であり相手の動きを真似したり無意識に(リズミカルに)手足を動かしたりすることに大きな役割を担っています。
<固有受容覚とは?>
力を加減するはたらき
運動をコントロールするはたらき
重力に抗して姿勢を保つはたらき(抗重力姿勢)
バランスをとるはたらき
情緒を安定させるはたらき
ボディイメージ(身体の地図を把握する)の発達を促すはたらき

足底から全身の繋がり

最近、ピラティスをしていて楽しいのは、「足底から全身の繋がり」を見つけたとき。

「足裏からの床反力的なエネルギーが、頸骨腓骨を通って、膝関節を通過し、大腿骨を通って股関節を通過し、それが骨盤を介して仙骨から背骨、背骨から鎖骨、肩甲骨を通って肩関節を通過し、そのまま指先に流れる〜〜〜」

この流れが一瞬にして起こると感動。
これが起きない場合、どこかで足底(もしくは、床・マシンとの接地面)から全身への繋がりが途切れている。CoreAlignは立位のワークが多く、マシンに接地している足底が不安定だからこそ、「足底からの繋がり」が非常に感じやすい。ああ、不安定って楽しい。

CoreAlignに乗ってみて

・不安定だから自分で安定を積極的に見つけに行く。
 安定を探す=軸が出来る。
・コアの引き上げが常にある。
 足裏、内転筋、骨盤底筋、腹横筋、横隔膜がフル活動。
・目線が上がる。
 コアが引き上がると自然と頭蓋骨の位置が整う=目線が上がる。
 目線が落ちるとコアって引き上がらないんだなあ、という学び。
・油断すると事故る。
 不安定ってそういうこと。
・身体へのフィードバックがものすごくある。
 初めてのるマシンだからこそ、こんなにも強烈に感じるのかも。
 慣れた動きって脳にとって退屈。
 新しい刺激を入れていかなアカン!って思った。
・歩行、姿勢改善に最適。
・なんなの、このマシンすごすぎる。魔法!

身体は思考を超える

身体的に不安定な状況にいると、瞬時に対応していかないと倒れてしまう。(事故る)
事故る前に、なんとかしようとする。
固有受容器たちの働き、素晴らしい。
「あ〜して、こ〜して、あ〜なったらこ〜なる」って考える暇などない!
だから身体って本当に賢い。
ただ、使っていないとその賢さは鈍くなっていくから、常に、身体に新しい刺激を入れて上げることが大事。

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