見出し画像

松の杜くげぬま季節のお手当て〜初夏の便り〜

松の杜くげぬま季節のお手当て〜初夏の便り〜
2021年6月27日am/7月4日am,pm 全3回を開催いたしました。
私たちの予想を超えてお申し込みをいただき、急遽日程を増やし、全ての日程が満席…!とても嬉しい、ありがとうございます。

初夏といえど、季節は梅雨。
じめじめ、蒸し蒸し、なかなか厳しい季節をじっと耐えるようにやり過ごす私たち。ふう〜大変です。
湿度の高い梅雨時期や暑さにまだ慣れない私たちの身体は、水捌けがしにくく、むくみやすい、そして熱がこもり頭に血が上りやすいと言われています。
それを踏まえて今回の初夏の便りのメニューを組んでいきました。

6月27日は曇り空。
7月4日はしとしと雨が降る中の開催でした。
なんとなく重たい身体をじっくりケアしていきます。雨音に包まれながら、意識は身体に深く入っていきます。2時間半、少しずつ身体がほどけていき、受容する力が高まります。最後のシンギングボウル音浴では、全身に心地よい振動が響き渡り、意識と無意識の曖昧さに意識が漂います。まどろみの時間は至福ですよね。

遠くからプチトリップ気分でご参加くださった方、お仕事が忙しく徹夜明けに来てくださった方、全日程18名のみなさまがご参加くださいました。
ありがとうございました。

オンラインレッスンが日常になった現在。今まで当たり前だった「リアルレッスン」の価値、あり方が見直されています。もちろん、リアルに勝るものはない、と思いますが、それに甘えて今まで通りにやっているのも違う。
オンラインとオフラインの違いはなんでしょう。
リアルは、五感を刺激し、目覚めさせ、体験として身体や心に刻みこまれるものだと思います。場、人のエネルギーや、風や太陽の光などの自然、声の振動、それらが電波に遮られることがなく、直接的に身体に影響を与えます。
その、リアルの強みを活かしていくこと、それをより意識して工夫していくことが、リアルの感動の再発見に繋がるのではないか、と思います。

松の杜くげぬまは、この場所自体がとても優しく、肩の力が自然と抜ける、心地よい感覚になります。季節とともに豊かに変化している姿に癒されるのはもちろんですが、90年という年月に刻み込まれた様々な記憶がこの場所の素晴らしい空気を作っているのだと思います。
時代の変化、葛藤、生と死、笑顔と涙、家族の時間、幸せなこと不幸なこと、たくさんの風景を見てきたであろうこの場所が、今私たちが抱える様々な物事の不協和音をなだめ、包み込んでくれるような、そんな気がします。

リアルの強みを再考しながら、次回も豊かな時間が過ごせるよう計画してまいります。

松の杜くげぬま季節のお手当て 〜秋の便り〜
9月12日(日) 10時〜、13時30分〜 参加費4000円

よろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?