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【防災士実績】子供用防災頭巾のおすすめ記事を監修しました

明日から12月ですね。今年は例年よりも温かいのか、はたまた温暖化が進んでいるせいなのか仙台でもまだダウンコートは出していません。雪も降っていません。そろそろかしら。

仕事の実績です。「イエコレクション」様の子ども用防災頭巾おすすめ記事を防災士として監修しました。

現在の子供用の防災頭巾はいろいろなデザインがあって、防災頭巾そのものに恐竜、車、リボン、星などがプリントされているものもあります。

でも防災頭巾を幼稚園や小学校で使うなら、防災頭巾カバーは必須です。
なぜなら、踏んだり踏まれたりするから。
上履きのあとがくっきりついても、カバーだったら外して洗えますからね。
記事でも書いていますが、洗濯不可の防災頭巾洗濯すると性能落ちてしまうので厳禁です。
洗濯可でも、防災頭巾は分厚いからなかなか乾かないことがあったり。

私が小学生のときは座布団になるタイプがスタンダードでしたが(カバー手作りしているお母さんが多かった記憶)
今は座布団タイプのほかに、背もたれタイプもあります。
我が家の小学生たちも背もたれタイプです。
指定はないのですが、入学前の就学前検診の物販で取り扱っている防災頭巾カバーが背もたれタイプなので、おのずとそこで買うかネットで似ているタイプ探して購入するかになるようです。

背もたれタイプだと、防災頭巾使うときもさっと引き抜けて便利ですね。
ただ座布団なしで皆座っているので椅子は冷たくないのかな(慣れているのかな?)
防災頭巾カバーのゴムが伸びないのはうれしい。
授業中に暇だからいじってみたり、掃除でいす動かしたときにゴム引っかかっちゃってそのまま伸びたり。
そんなことも背もたれタイプなら心配なし。

あと、気になる方が多い「ヘルメットと防災頭巾どちらが性能高いの?」ということ。
地震をはじめとした落下物からの耐久性は、当然ながらヘルメットに軍配があがります。
防災頭巾は本など比較的軽いものからは頭を守れます。
また、どうしても防災というと地震がピックアップされがちですが火災も災害のひとつ。
防炎加工のある防災頭巾は、火災への強さを発揮します。
記事でも述べていますので、ぜひご覧くださいませ。

ちょっと気になったので調べたら、宮城県の防災頭巾普及率は45%だそう(2021年12月のデータなのでもう少し上がっているかもしれません)
半数以上の公立学校に防災頭巾がないことになりますが、全国の普及率は32%とこれより落ち込みます。
なお東京は74%、静岡は78%と関東大震災の教訓や、地震教育への歴史が長くが浸透している地域はやはり普及率は高めでした。

今は防災頭巾ではなくヘルメットを導入している公立学校も増えてきたそうです。
たしかに自校給食の学校減ってきたこともあり、学校においては火災よりも地震のほうが対策すべき災害と言えるのかもしれませんね。



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