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marisonの楽典講座 入門編

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楽典講座入門編。演奏したり、音楽関係の本を読んだりするうえで必ず知っておきたい楽典知識をまとめました。何事も「基本は大事!」
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2024年5月の記事一覧

「marisonの楽典講座」はじめに

はじめに「marisonの楽典講座」は、演奏をしたり、楽譜を読んだりするうえで必要になる、「楽典」についての講座です。 「入門編」では、読譜・記譜に最低限必要なことに範囲をしぼり、画像やスライドを使ってわかりやすく解説しています。音楽の経験が少ない方でも大丈夫!自分のペースで、ゆっくり学習をすすめてください。 「基本はわかっている」という方でも、忘れてしまったこと、思い違いなどは結構あるものです。楽典リファレンスとして、必要な時に使っていただければ嬉しいです!(スキ・フ

#五線・音部記号・譜表

今回の講座では、音符・休符を書き記すための五線(加線を含む)、音域を指定する音部記号、音部記号が記入された五線である譜表について解説します。 五線と加線五線 5本の「線」と4つの「間」 音の高さを記すために、各五線の上、もしくは線の間に音符を書きます。 線や間は、下から数えます。 加線 五線に音符がおさまりきれない時に使う、短い線 五線内では記譜できないほど高い音・低い音は、短い線を付け足して記譜します。 この短い線を加線といいます。加線の間にも音符を書くことができま