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自然酵母パン焼き・続報

サワードウスターターを使ってのパン焼き生活、今も継続中です。だいたい週に2回くらいパン焼いて、あと週末には捨て種を使って何か作る、という感じです。

ライ麦パンに続き、蕎麦粉パンも焼いてみました。粉のおおよそ2割を蕎麦粉に置き換えて、サワードウスターターをかなり多めに入れるレシピになっています。蕎麦粉はグルテンがないので、強力粉100%の基本のサワードウブレッドに比べて、グルテン形成がなく膨らみを維持しにくいのを補うためかと思われます。

ただこの時はなんと塩を入れ忘れたまま成形まで進んでしまい、バネトンに入れたところで気づきました。道理で、蕎麦粉パンは膨らみが悪いはずなのに、ずいぶん膨らんでベタベタした生地だった訳です(塩は味つけだけじゃなく生地の発酵をある程度制御する役割があるらしい)。

もう成形まで終わっていたのでどうしようか悩んだのですが、どこのパン焼きウェブサイトでも塩を入れないパンはほんっとに美味しくない!と書いてあって、不味いとわかりきってるパンを焼きたくないので、バネトンから出して分量の塩を振って折りたたむように練り込みました。寝かせてる間に混ざってくれるといいな。。。

一晩寝かせて、翌朝。やっぱり生地はゆるゆるで、バネトンから出したら、こんもり丸くまとまらず、パーチメントペーパーの上で平べったくでろんと伸びてしまいました。無理やりダッチオーブンに移して焼いたら、姿は全く美しくはないものの、膨らみが全くないわけでもなく、味はそこそこのパンに焼き上がりました。

ダッチオーブンに無理やり移したのでゴツゴツした形に。せっかくバネトンデビューだったのに残念!
中はライ麦パンっぽいテクスチャー。それなりに気泡も入ってます

その次は、胡桃とクランベリー入りのパンを焼きました。オール小麦粉(強力粉)に回帰して、最初に焼いた基本のレシピをメインに、胡桃とクランベリーの分量や生地への入れ方は他のレシピを参考にさせていただきました。

焼き上がりは、ちょっとてっぺんが焦げちゃったけど、それ以外はかなりいい感じ!に見えたんですが、中は気泡が少なくてみっちり詰まった感じでちょっと残念。味は悪くないけど、パンならやっぱりもっと気泡が入って膨らんで欲しいところです。たぶんレシピの手順をちょっと変えちゃったのがやっぱり敗因でしょうか(胡桃とクランベリーの水洗いを省いたり、ストレッチ&フォールドの前じゃなくて後で生地に折り込んだり)。

てっぺんが焦げた・・
みちみちに詰まっていて気泡が足りません・・
真ん中あたりは大きい気泡があるのにそれ以外はみっしりという不思議なテクスチャー・・

胡桃とドライフルーツは大好きな組み合わせなので、サンフランシスコベイエリアで長年人気のベーカリー「アクメブレッド」の大好きなクランベリーウォルナットブレッドにも負けない味を目指して精進を続けたいと思います。(ちなみにアクメブレッドのパンの中で1番好きなのはスイートバゲットです。最近はベイエリアに美味しいパン屋さんがたくさんありますが、バゲットはアクメブレッドが一番!だと思ってます。)

次はパントリーの奥から発掘したピスタチオやキヌアを入れたパンを焼いてみたいと思っています。あとココアパウダーとチョコレートチップを入れたダブルチョコレートブレッドも焼いてみたい!Facebookで見かけた、フォッカチャの上に野菜やハーブで絵を描くアートなパンも焼いてみたい〜〜!

これ!すごくないですか?やってみたい!

ところで、そんなにパン焼いて食べ切れるの?って感じですが、息子のお弁当にサンドイッチを作るのでけっこう消費しています。今年から上がったハイスクールでも無料でランチを出してくれるのですが、かなり列に並ぶらしく、短い昼休みを行列に並ぶことで無駄に過ごしたくない!それにスクールランチは量が少なくて栄養が偏ってる!(ピザ1切れとかだ!)と本人が強硬にお願いしてくるので、とりあえず今のところ毎日ホームランチを持たせてるんですね。といっても、手の込んだお弁当を作る気力もなく、とりあえずほぼ毎日サンドイッチでお茶を濁してるというか。でもでも、パンは手作りだし、ちゃんと野菜もタンパク質(卵とかハムとかターキーとかローストビーフとか)もたっぷり挟んでるし、そこまで手抜きじゃないよね?

パン以外に、どんどん増えるサワードウ捨て種の消費として、週末の朝ごはんにパンケーキ焼いたのと、あとチョコレートマフィンも焼きました。マフィンも息子のランチバッグにスナックとして入れてます。

このチョコレートマフィンはブルーベリーマフィンより大好評でした

パンケーキのレシピ:粉は入れず、サワードウスターターのみで作ります

チョコレートマフィンのレシピ:ココアパウダー&チョコレートチップ

次に焼きたいダブルチョコレートブレッド


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