ファントムオブパラダイス10

【映画感想】ファントム・オブ・パラダイス

■ぎゃー!
なんだこれ!
なんだこれ!
映画だ!
映画だ!
これぞ映画だ!
これこそが映画だ!

うわーーーーッ!!!!!!


どてんばたん!

うわーーーーッ!!!!!!!

■そんな感じで古い映画なので
ブルーレイ買って見てみたら
最高傑作過ぎて死ぬ!
感動で打ち震えるッ!!

■は、はぁーーー。
スゲーなぁ。。
こんな映画があったのか。
1974年の映画なのね。

■NHKラジオ「すっぴん」で高橋ヨシキって人が
監督ブライアン・デ・パルマ特集のひとつで
語っていたのが印象に残って。
気になって見て見たのよね。

なんなんだろうね。
いっときたりとも目が離せない完璧な映画ですよ。

■「オペラ座の怪人」をオマージュしたミュージカル映画ってことなのだけど。
私はオペラ座の怪人はよく知らないので。
まぁ、ストーリーの組み立てがそうなのかな。
で、ミュージカルな部分だけど
昨今盛り上がった「ボヘミアンラプソディ」と同等に
なんの遜色もなく映像と音楽が一体化し、
世界を覆い尽くすパワーが溢れ出ているのですよ。
なんてこったい!

■音楽創生時代。
スターを目指して多くの才能が集まる。
スワン氏は数多の才能を開花させ
興業を大成功に導く名プロデューサーだ。

■彼の目にひとりのやさ男も目をつけた。
彼自身ではない、ピアノと共に歌う彼の曲にだ。

「これを奪おう」

果たしてやさ男の才能は彼に吸い取られることになる。
全てを奪われ、騙されたと気付いたが時すでに遅し。
全てを奪ったのだから彼はもう用無しだ、と抹殺の命令が下される。
逃げ惑う彼は顔を焼かれ海に沈む。

■はっはっは、これでスワン氏の未来は安泰だ。
だが、だがしかし!
彼は生きていた!
怪人と成って蘇ったのだ!
そうして彼の、ファントムの復讐劇は幕を開ける!

■なんて感じで
なんてことでしょう!
悲劇ですわ!
喜劇ですわ!
だけどこれが人生なのでしょう!
あぁ、悲しき慟哭は夜の雨に染み渡るのです!

■それでいて悲しい話だと思うわけではなく。
ぐいぐいと面白いから困ってしまうのよね。
なんなんだろうね?
生命?
命の慟哭が溢れているのよね。
圧倒的パワーなのよね。

■あ、それでちゃんとオチと言うか
物語的にも思わぬ展開があって
それが更に人生の歯車をスピードアップさせる。
良いねぇ、とても良いねぇ。

■ベルセルクのグリフィスがファントムになった時の仮面って
この映画からだったのねー。
ルパン映画のマモーに似た感じの人もいる。
と言うかマモーはここからなのか。
そしてロッキーホラーショーの人が脇役で出てるのね。
ロッキーホラーショーも観たことなので観たくなって来たなー。
劇団新感線の演劇では観てたりするんだけどね。

■ハァ〜、まぁしかしとんでもない映画ですよね。
パッション!
情熱!
生命の躍動!
って感じでした。
堪らんですよ。
大満足!

サントラも買おうかなー。

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極楽京都日記: 【映画感想】ファントム・オブ・パラダイス https://kyotogokuraku.blogspot.com/2020/01/blog-post_18.html?spref=tw

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