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【映画感想】RRR アールアールアール



■映画「RRR」めちゃ良かった!
今の時代にジャストフィット!
怒涛のパワーだけど嘘じゃない!
うわー!
力が漲ってくるぜー!
溢れ出す喜び!
前進する力!
それでいてきっちり映画なのだよ!
たまらんね。

■もはやインド映画だから
踊りがどうとか
特異な演出がどうとかではなく
ちゃんと映画として面白い。

■そして現在、その他の映画が
いろんなモノに配慮して
繊細になっていっているところに
このRRRの根源的な映画のパワーを投げつけられる。
殴りつけてくるような感動。
それも真っ直ぐなストレートパンチ!

■さらに観覧者の期待に応える展開。
これも気持ちに寄り添ったり
接待して良い気持ちにさせるとか
そう言うモノでは一切無く。

■こんな極限の状況でほとんどの人は諦めるけれど
ギリギリの可能性はあるよね?
もしそれで成功できたらすごくない?
いや、躊躇するのはわかるけど。
それを選んで成功させたら英雄になれるぜ?
ってな危機的状況に
彼らはノンタイムで決断する。
そして実行し、成し遂げる!

■「そうはならんやろ!?」
「なっとるやないかい!」
そんな不可能的な状況でも彼らなら出来るかも?
いや、諦めなければ必ずできる!
なんて思ってしまうのですよね。
体の奥底から力が湧き出てきてしまう!
自分も出来るかもしれない。
そのパワーはちゃんと心の中にあると実感できた。

■しかしこの映画、3時間もあるんですよね。
だけれどもそれは仕方がない!
だって普通の映画100本分くらいのパワーがあるので!
この監督の前作、バーフバリの2作品を1本にまとめたくらいの感じなので!

■映画の途中で、あぁ、ここでこんな感じで終わっていくのだなぁ…。
そういうこともあるか、としみじみしてたら。
まだ映画の前半で。
そこからもそんなクライマックスみたいなシーンが何度もやってくるのだ!

■お話としては1920年、
イギリスの統治下にあったインドでの
英国政府圧政に対する革命、って感じね。

そこで虐げられた部族の戦士と、
また別の部族の闘士が、
それぞれお互いの事情を知らぬまま都市に潜入する。
ひとりは囚われの妹を救い出すため、
街の整備工に身をやつし。
もうひとりは英国政府に入り込むためインド人警察として
内部からの潜入を果たす。

なので、警察として働いている彼はテロリストは捕えなければならない。
そうすることで彼は警察官として上位に行きもっと深く内部に潜入できるから。

■しかし、そんなことは知らぬまま二人は町で偶然
事故にあった子供を協力して助ける。
言葉も交わさずに息の合った協力プレイ。
互いの力を認め合った彼らは友となる。

その後、テロリストと警察として対面するまでは…
ってね。
良いでしょ〜。

■男同士の友情!
部族の誇り!
国を想う、その気持ち!
インド人を家畜のように扱う英国人!
憎ったらしいインド帝国英国総統!
兄を慕う妹!
故郷に残してきた許嫁!
優しく美しい英国人女性!
舞踏会で始まるナートゥダンス!
オオカミ!
虎!
闘争!

■面白くないわけがない!
そしてそれらの全てが
あなたの想像を上回るのだ!
こんなん想像できるかい!
楽しい!

湧き上がる喜び!
拍手!

映画『RRR アールアールアール』

極楽京都日記: 【映画感想】RRR アールアールアール


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