【映画感想】カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―
■怖い!
とても怖い!
死ぬほど怖い!
人はどんどん死んでいく!
誰も助からない!
モンスターでも亡霊でもゾンビでも宇宙人でもない!
なんかやばい奴がいる雰囲気はするのに、
何もわからない!
恐怖だけが迫ってくる!
実態がない!
もしかしたら自分の気が狂っているだけで
何も起こってはいないのかもしれない。
だけど、怖い!
経験も勇気も役に立たない!
みんな死ぬ!
だけど、
とても美しい…。
■そんな感じでびっくりするほどホラーでした。
いや、スプラッタなのか?
パニックものなのか?
■原作はクトゥルー神話でお馴染みのラヴクラフトさんの「宇宙からの色」です。
なので人間が怖いと思うものを全て煮しめたぶっ込み料理で、
いわゆるホラーのテンプレートが無いんですよね。
どんな怖いやつでもなんとなく一定のパターンありますでしょ?
様式というか作法的な。
それがあるとある程度予想出来て
怖くはあるけど、辿り着くポイントはなんとなく理解できる。
でも、それが無いので。
どこに行くのかわからない。
どこまで行くのかわからない。
どういう判断をするのか全く読めない。
そこら辺も含めて恐怖なのです。
■いや、ホラーとか嫌いなんですが。
これは好きでした。
■田舎町の外れの一軒家。
庭先に隕石が落ちてきて。
そこから全てがおかしくなってゆく。
その家に住む家族もだんだんとおかしくなってゆく。
宇宙人なのかと思えば
そうでは無いみたいだ。
何もわからない。
ただただみんなおかしくなってゆく。
■みんな死ぬ。
でもネタバレになるといけないので
それは嘘です。
誰も死なない。
みんな幸福になって素敵なハッピーエンドを迎えます。
家族や恋人と観に行こう!(ダメです!)
この夏休みに素敵な体験を!
映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』公式サイト
http://www.finefilms.co.jp/color/
極楽京都日記: 【映画感想】カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇― https://kyotogokuraku.blogspot.com/2020/08/blog-post.html?spref=tw
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