【2021/2/19】逆にいきたい

わたしは元々あまのじゃくな性質があって、みんなが「YES」って言うと「NO」だと言いたくなったり、わざと人と違う意見を出したくなったりする傾向がある。

年を重ねて、まさに先日書いた「丸くなった」こともあって、思っても言わなかったり、空気を読んで多数の意見に従ったりすることが増えたのも事実ではある。

でも心の奥底では「そうかなぁ？」と思っていることが結構ある。

天邪鬼は、昔話に出てくる悪者。

「普通」が嫌だと思っていて、でも実際ごく「普通」だと自覚している、面倒くさいやつ。「変わってるね」は誉め言葉で、生育環境とか家庭環境が複雑な人を少しうらやましく思うひねくれたやつ。

あまのじゃくよりも質悪い。

だけどそんな自分が嫌いじゃない。

わたしは逆に生きたい。そして、行きたい。

ここ最近ラーメンズのコントを１日１本見ている。これこそ目指すべき逆行のカタチ。

自分が「悪いやつ」と思っている人は実はいいことをしていて、自分が「善い人」と思っている人たちは実は悪いことをしている。そもそも「善悪」って何なの？誰が決めるの？自分はどっちだろう？と、およそ１５分の中に笑わせるだけじゃなくて、考えさせてくれる。

常に、逆を。

常に、考える。

でも、逆と思っていたら順だったり、逆に行き続けてスタート地点に戻ったり、どっちがどっちかなんてそれこそ正解がない。ないからこそ、考える。

楽しさの裏側でだれかが泣いているかもしれない。

幸せを感じている一方で、不幸に涙しているかもしれない。

死んだ人も、生きているかもしれない。

あまのじゃくだけど、愛されるかもしれない。