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【2021/11/21】ヤミハラ

最近「病む」ことに溢れる興味があり、友達や仕事仲間などに会うたびに、「病んだことある?」と聞いている。

以前の投稿にもチラホラ書いていると思うけれど、脚本の題材に組み込むことも多くて、取材がてら聞いていたという過去がある。そして私自身は落ち込むことはあっても「病む」という状況になったことがない(自覚する限り)ので、未知の世界である。

しかし今はただただ知りたい。好奇心で聞くのは失礼にあたるかもしれないけれど、ストレートに質問すると意外と「あるあるー」と明るく答えてくれる。

話を聞かせてくれた病み経験者の一人が「外に出たり、話したりしているということは(症状が)大丈夫だってことだから、特に気を遣う必要はないかもー」と教えてくれた。そして『ヤミハラ』という言葉を教えてくれた。『病みハラスメント』病んでいることを盾に、相手に気を遣わせる行為だと言う。なるほど、そんなハラスメントまで発生しているのかと、膝を打った。

ヤミハラを調べると、どうやらその言葉を作ったのは小説家の辻村深月さんらしい。

あれ?
闇を祓うと書いて、『闇祓』
内容はホラーミステリーらしい。しかし闇ハラの要素も大いに入っていると言う。HPの中にヤミハラの説明があった。

ヤミ-ハラ【闇ハラ】闇ハラスメントの略。
ヤミ-ハラスメント【闇ハラスメント】精神・心が闇の状態にあることから生ずる、自分の事情や思いなどを一方的に相手に押しつけ、不快にさせる言動・行為。本人が意図する、しないにかかわらず、相手が不快に思い、自身の尊厳を傷つけられたり、脅威を感じた場合はこれにあたる。やみハラスメント。闇ハラ。ヤミハラ。

俄然読みたい。ヤミハラについても学べそうである。


「わたし病んだことないんですよー」って言うと、絶対「突然来るから!」「そう言ってた人みんななってるから!」って言われる。そうなる日が来るかもしれない。そうなったらヤミハラしちゃうかもしれないなぁ。

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