見出し画像

大人になったからガチャを回せるんだ!

いつ振りだろう。
ガチャを回したのは。

ここで言うガチャとはガチャガチャ(カプセルトイ)のことで、スマホのゲーム上でのガチャではない。

ガチャが並んでいるお店の前を通ったとき、無性にガチャりたくなったのだ。ガチャは300円、400円、500円、1000円(!)となかなか高額。たしか昔は100円で回せてなかったかしら。

ちなみに1000円のモノはカプセルの中に番号札が入っていて、さらにその番号の中から自らの手で選ぶという、面倒くさいスタイル(例えば、104が出たら、100~200と記されているカゴからひとつ商品を選ぶ)。ハズレはないが、1000円分のものをゲットできない可能性もあるので、くじ引き要素が強い。さすがに1000円は出せないので、300円ものをやることにした。

たくさんのガチャが並んでいたが、わたしはもう決めていた。

「鬼滅の刃 キャラばんちょうこうラバーキーホルダー」

”キャラばんちょうこう”というのは、”キャラ+絆創膏”のことで、キャラクターが絆創膏で貼られているようなデザインのものを指しているらしい。実は前に若者の20代前半女子の友人に同シリーズの別バージョンをもらっていたので、前知識があった(下参照☟)。このキャラばんちょうこうシリーズは流行っているようで、鬼滅以外のキャラクターでも商品化されていた(Twitter調べ)。ぶっちゃけ、カワイイ。流行っているのも頷ける。

画像1

子どものわたしだったら、300円のガチャはできない。だが今、わたしは大人のわたしだ。財布には10000円だって入っているのだ。1000円を両替して、300円を投入口に入れる。

ガチャ、ガチャ・・・

記憶にあったものよりも、手ごたえのある回し心地。

コロン。

正直、何が出てきてもよかったし(本当は伊之助推しだけど)、コンプリートしようなんて気もないし、どちらかというとガチャ自体がやりたかったわけで。でもこれが人間の性というものか、何が出てきたのか、見るのがとっても楽しみだった。少し前のめりでカプセルを取り出し、開けずに中身を確認していた。

画像3

やった!!!


別に、希望していたわけではない。だがそれを見た時、なぜだか嬉しかった。

画像3

ご存知、鬼滅の刃の主人公 竈門炭治郎。

とびきりの笑顔で愛らしい。主人公をゲットすることは、どうしてかテンションが上がるものであるらしい。

幼い頃はどうしても欲しいものがあって回していたし、親にねだっていたから、緊張感が勝っていたように思う。今は大人になったからこそ、やりたいと思った時にすぐに回せるし、何が出たって楽しめた。短時間で得られる高揚感、満足感。そして少しの運だめし感。

大人のガチャは悪くない。

明日も回しちゃったらどうしよう。

クリエイトすることを続けていくための寄付をお願いします。 投げ銭でも具体的な応援でも、どんな定義でも構いません。 それさえあれば、わたしはクリエイターとして生きていけると思います!