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【2021/10/4】ウ話①

UberEatsの配達を始めてから1ヶ月ほど経った。とは言っても週に2回くらいしかも2~3時間、長くても4時間くらいしかやらないので、回数はそこまでいっていない。

そんなにわかウーバー配達員ではあるが、やってみて今のところ面白さしかない。配達していて感じたことや学んだことを語る「ウ話」をたまに書いていこうと思う。

配達員をしていてわたしが一番面白いと感じるのは、「運まかせ」だという点。地理に詳しい人や長年同じエリアに住んでいる人はさておき、大抵の人は自分の駅から最寄り駅までの道のりと、生活圏(1キロ以内くらい?)しか知らないだろうし、地名も朧げ気にしか把握していないと思う。私は今の家に住んでまもなく2年経つが、行動範囲は限られているし、徒歩や自転車でカバーできるエリアは2つ隣の駅くらいまでだ。

ウーバーは配達のオファーが来ると音で知らせてくれるのだが、その時表示される情報は「配達料金」と「お店と配達先の地区名」だけ。何を運ぶかも、配達先の詳しい住所も、オファーを受ける意思決定をしてからじゃないと分からない仕組みになっている。

最初はそれすらもよく理解していなかったので、来たオファーを全て受けていたら、最終的に家から1時間くらいかかる場所まで配達したことがある。要は配達した先に近いお店からまたオファーが来るので、どんどん遠ざかっていく場合があるのだ。何となくでも地理を把握していれば、「これ受けたら帰りが大変だな」と判断し、オファーを断ることもできるのである。(配車はすべてAIが管理しているらしい。なので店舗に近い場所にいる配達員にオファーが届くと思われる)

さすがに1ヶ月経つと、同じ道を通ることも増えるし、なんとなくの位置関係は分かってくる。それでも分からないのは、坂の有無や交通量の多さ、走りやすさなどの情報までは、オファーを受けて向かってみないと分からない。

このギャンブル性と言うか、運だめし的な要素がわたしにとってはたまらなく面白い。オファーを受けて店に行って商品をピックアップし、Googlemapで表示される道を走りながら、「くっそー!」と急な坂道と戦うこともあれば、「ラッキー☆」と近場で料金のいいオファーに当たることもある。

不確定要素が多い中で決断を迫られるスリルこそが、配達員としての醍醐味ではないかとさえ思っている。なので地理はそこそこに毎回このスリルを楽しむ所存である。

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