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I-LANDにハマった理由。

先日友人と韓国料理に行った時、テレビで流れていたK-POP。途中、女性シンガーが歌っている曲のPVで、若い男の子たちが共同生活しながらオーディションらしきものをやっている映像が映った。なんだか惹かれたので、すぐにググってみると「I・LAND」と呼ばれる施設の中で行われるサバイバルオーディションのことであった。以下HPより抜粋。

最も進化したアイドルが誕生する場所<I-LAND>
ここで世界中が注目する「サバイバルゲーム」がスタート!

<I-LAND>とは、理想のアイドルを誕生させるために特別に設けられた空間である。3年間の企画や製作期間が投じられ完成したハイテクシステムであり、「トレーニングから生活、そしてステージ」をも可能とする巨大建築物!

自分の運命をかけて、世界各国からここに集まった応募者!
限られた時間内に、システムが提示するテストをクリアしなければならない。

そして、放出されたものの空間である [GROUND]。
ここから抜け出す他に、生き残る道はない。

[I-LAND]で最後まで生き残り、
世界のステージに登れるものは誰になるのか。

日本ではabemaTVでしかオンエアされていないが、その日(金曜)が最新話の放送日だったこともあり、友人と一緒に見ることにした。

見ようと思った一番の理由は、日本人のチャレンジャーが3人もいることだ。韓国は舞台であるが、台湾やベトナムの応募者もいる。年齢は若く、14~22歳。顔も名前も一致しない、誰とも知らない若い少年たちの奮闘をアラサーの友人とアラフォーのわたしで見始めた。

昔やっていたアサヤンを思い出しながら見ていたが、それ以上の過酷さに驚いた。

成績優秀者は「I-LAND」、それ以外は「GROUND」での生活となる。I-LANDは全てが揃っていて夢のような空間。一方GROUNDはその逆。暗い稽古場、狭い居住空間、何もかもが違う。しかも、GROUNDにいてはデビューの夢は潰えてしまう。

定期的に入れ替えテストが行われるのだが、そのステージもI-LANDとGROUNDでは大違い。しかし、I-LANDERたちは降格してしまうかもしれないというプレッシャーと戦い続けなければならない。

プロデューサーたちの評価だけでなく、自分たちで降格するメンバー投票を行わなければいけないという非情なシステム。ダンスがうまい、歌がうまい、だけでは生き延びることはできない。

誰がどのポジションでパフォーマンスをするかも大きな鍵となる。難しいパートをすれば目立つが、失敗をしたら責任は大きい。それに自ら立候補しても他のメンバーから認めてもらえなければそのポジションは得られない。

疑心暗鬼になったり、自信喪失したり、心の揺れ動きが手に取るように分かる。若いメンバーではあるが、あれは社会の縮図だと思う。少なからず自分が経験してきた記憶とリンクする。

そして何より、かわいい。

若いし、頑張ってるし、仲間思いだし、実力もあってビジュアルも美しいし、キャラクターも立っている。デビューしていなくても、十分ファンは付く。

かわいいけどダンスはイマイチ。
イケてるけど性格がちょっと悪い。
全てが完璧だけど優しすぎる。
ビジュアルあと一歩だけど、見せ方分かってる。

番組を見ながら、勝手に指導したり、ツッコんだり、感動したり、笑ったり、怒ったり。あぁなんて楽しいんだろう。メンバーそれぞれが着実に上手になっていて、心も強くなっているのが分かるから、お母さんの気持ちそのもので見ている。番組の狙いにハマりまくっている。

わざわざ会員登録しないといけないのに、ちゃんと視聴者投票にも参加した。日本人メンバーを応援したかったのもあったし、当事者意識が日に日に増している。

今やっているのはファーストシーズンなので、最終メンバーが決まるのはまだ先だろうが、楽しみが出来て嬉しい。デビューした暁には、ライブにまで行ってしまうのだろうか。あぁ怖い。ハマっていく自分が怖い。

でもわたし、メンバーの顔と名前、まだ一致しない。
韓国人の名前、ムズカシイ。

そしてわたしの推しは・・・NI-KI(14歳)。

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