私はビール党に相成りました。
私はビールが嫌いだった。
苦いし。
いや、苦いし。
大学の時の部活の打ち上げ、学部での飲み会、いつもビール。
まだその頃はチューハイとかカクテルとか、ないないない。って感じで。
しばらく経って、もう訳分かんなくなってからなら許されたけど、
やっぱり一杯目はビールに決まってる。
社会人になっても、仕事終わりのビールの美味さは分からなかった。
梅酒ソーダ割、カシスウーロン、レモンチューハイ、
2年目くらいから焼酎まで到達することが出来た。
焼酎は、苦くない。
そして甘くないから、ご飯の味も邪魔しない。
ようやく私は、ご飯に合うお酒を選ぶようになっていた。
しかしここ数年は、ビールは一杯目だけで、
CMに踊らされたのか、2杯目からはハイボール時代に突入した。
ハイボールはぁ、太らないって言うし―。
誰が言ったか知らない情報を鵜呑みにして、とにかくハイボール。
角でも、トリスでも、ブラックニッカでも、何でもいいのだ。
ある日の風呂上がり、
冷蔵庫には、冷えたお水も、ジュースも、ハイボールもなかった。
だが、誰かに頂いたのであろう、缶ビールがそこにあった。
飲んでくれー。飲んでよー。
缶ビールちゃんはそう言っていた。
プシュ。
苦さが喉を突き抜けて、胃に流れていった。
泡が食道をピリピリと刺激する。
プハー。うまいっ!
お馴染みのセリフが口からこぼれていた。
手に持った缶は、すでに半分ほど減っていた。
が、その時はその量でお腹いっぱい、満足していた。
もういらないやーと思いながら、流し込むように最後まで飲んだ。
しかし、ビールの初動に快感を覚えたその日から
敢えてビールを頼むようになった私がいた。
次はどこまで美味しいと感じられるか?
苦さと美味さの共存の理由は?
ビールへの挑戦とも取れる、ビールを飲み続ける旅が始まったのだ。
今やわたしは、
飲みに行くと、最初から最後までずっと生を飲み続けている。
餃子の王将に一人で行って、ビールと餃子を頼んでいる。
大瓶で頼んで、一緒飲みます?とか提案してる。
メガジョッキとかあったら、注文してしまう。
もちろん、風呂上がりのプシュっと缶ビールも忘れない。
よく考えたら、休肝日がない(これは良くない)。
そんな私がたどり着いた「私がビールを選ぶ理由」はこちら。
①喉を通る苦さと炭酸の快感
②どんな食事とも相乗効果を奏でる
③注文が楽、メニュー見なくなる
④缶ビールは種類が多く、どんどん新しいのが発売され、飽きない
⑤アルコールも高すぎず(ものによるけど)意外とずっと飲める
⑥汗かいた後、飲んでごらんよ。君にも分かるよ
プリン体がなんだ!
太るかもしれないけど、飲み方次第だよ!(特に未対策)
炭酸で腹が膨れるけど、すぐお腹一杯にもなるから意外と食べられない、
つまり、小カロリー!(感覚値=未確認)
餃子、ラーメン、焼肉、和洋折衷、ほんと、何でも合うよ。
2018年、私はビール党に相成りました!!
(またブームとかで変わるかもしれないけど)
🍺
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