【2021/10/21】勝負をかけるとき

これに落ちたら、もう芸能界を諦めよう。

そう思って挑んだオーディションに合格した。

それは確か2012年のこと。

それから何度か「これはチャンスだ！」と思って取り組んだオーディションや頂いたお仕事があって、全部が全部うまくいったわけじゃないけれど、今もこの世界の隅っこで生きることが出来ている。

人生において、様々な場面で勝負をかけるときがある。

仕事はもちろん、スポーツとか、恋愛・結婚とか、大きな買い物、ギャンブルとか。

他人にとっては大した勝負じゃなくても、本人にとっては大一番だってこともよくある。勝負の前にガチガチに緊張したり、眠れなかったり、逆に楽しみで興奮したり、色んな症状が現れる。

年を取っていくにつれ、その気持ちが少し弱くなる気がする。全身全霊で勝負をかけなくても、戦えるようにもなる。その勝負に負けても、自分で折り合いを付けられるようにもなる。それが良いのか悪いのかは別として、大抵の人はそうなるもんだと思う。

それでも、生きていく限り、勝負に出くわす。

１時間勝負もあれば、１日、１週間、もうちょっと長期戦もある。

今、私は勝負している気がする。とても楽しい勝負だからずっと続いてほしい。自分の無力さや足りなさを突き付けられるけれど、それでも戦っていたい。

そして今わたしが最前線で戦っているものはこのnoteかもしれない。毎日投稿が途切れないように、日を跨ぐ前に書き終える必要がある。もっと早く書き始めたらいいのにと思いつつ、日記だから締めくくりに書きたい気持ちもある。

戦え！戦え！戦え！

負けてもいい、勝ってもいい、勝負しろ！