【2021/6/24】空を撮りたくなる日もある

ちょっと胃の調子が悪いとか、頭が重たい感じがするとか、そういう日が必ずあって。

毎日がただ過ぎていくようで、焦りを感じて、ふと空を見上げて、そしたら雲がゆっくり流れていて、だから何となくホッとして。

結局また同じようにただ過ぎる毎日を過ごしている。その繰り返し。

人生の意味なんてないよ、っていう人がいて。その人は人生の意味はないって言うことに人生の意味を見出している気がして、心の中でこっそり笑った。

どうしてか分からないけれど、強烈な孤独を感じたときに、最高の幸せを感じることがある。物事の大多数には理由なんてなくて、それをハッキリと説明できる人の方が変わってる。どうしてそう思ったのかに理由なんてあるものか。

そう思ったから、が理由で、それ以外に何がある。

世の中は意味を求めすぎている。

何をするにも意味が、理由が、原因が、根拠が、エビデンスが必要で。それがないと話も聞いてくれない。見向きもしてくれない。

それでも、空を撮りたい。

意味もなく呼吸して、食物を食べて、排泄して、眠って、たまに笑ったり泣いたりして、そうして生きていい。

ただ広がる空に、意味はないのだから。