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新国立競技場に行って、優勝してきた

1月1日。
向かうは新しくなった国立競技場。
天皇杯の決勝戦
ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズを観戦するため。

私はヴィッセル神戸ゴール裏での応援。
(※ヴィッセルへの思いは、以下の記事を参照)

2020年東京オリンピックのメイン会場となる国立競技場で、そのこけら落としとなる試合を、我らがヴィッセル神戸が請け賜わることになるとは。競技場へ向かう人波に流されながら、我らは元日にこの場所に来られる選ばれし者であること、夢にまで見たタイトルを得られる可能性があること、そして、とにかく幸せだなぁと感じていた。私が応援を始めてからは8年ほどだが、クラブ創設まで遡ると25年。四半世紀。生まれた赤ん坊は就職して3年になる。長い。うん、そこそこ長い。

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国立競技場はまだ工事中ってことなのか、バリケードで覆われていて、外から中の様子が見えない。北参道からテクテク歩き、ぐるっと回って(この日は入口を一か所しか設置していなかったのかな)正面であろう千駄ヶ谷門から入った。中に入っちまえばこっちのもんで、表示も分かりやすかったし、入場もスムーズにできた。荷物チェックがあり、その後自分で機械にチケットのバーコードをかざすのだが、空港で自動出国したことのある人は問題なくできる。したことなくても、おそらく大丈夫。入場門からスタジアム内までの導線は良いように感じた。が、これは試合開始1時間前くらいの状態で、開門直後だと様子が違うかもしれないので、あまり参考にしない方がいい。

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スタジアム内は『新しくって眩しいわっ!』ってほどのキラキラ感が正直なかった。それは木のテイストで作られているからなのか、わざとそういう目に馴染みやすいように設計されているからなのか、吹田スタジアムの時のほうが「うわ新しっ!」って思った気がする。それでも、日に照らされた真緑のピッチと赤茶色のトラックのコントラストは美しかったし、ほぼ埋め尽くされた3層からなるスタンドの迫力と楕円形の屋根から見える空は清々しかった。

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神戸ゴール裏。2年前、元日に東京でおせちを食べることを夢見たサポーターたちが、休日返上、親戚へのご挨拶周り返上、家族と過ごす時間返上(すべて想像)で集まった。

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選手がアップを始め、ゴール裏の声援にさらに力が入る。そしてとにかく報道陣の数がすごい。空中を走り回るカメラまであって、有名アーティストのライブ会場に来ているかのような気分になってくる。試合前の演出が行われたが、ゴール裏は真横になるので全く見えない。モニターは見やすいのでストレスはあまりなかった。

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ヴィッセル側はコレオの紙が用意されていて、神戸讃歌とトモニ掲げた。やっている方は全く何が起きているのか分からないけれど、あとで鹿島サポさんや公式が載せてくれた写真を見ると、本当に素晴らしい出来だった(トップ写真参照)。あのコレオの一部になれたのが心底嬉しい。準備してくれた皆さんありがとうございました。

いよいよ試合が始まる。90分一本勝負。

試合については報道や詳しい方がたくさん書かれているので、そちらを読むべし。

ヴィッセル神戸天皇杯優勝スペシャルサイトも。

と言うことでぇ・・・

優勝しました我らがヴィッセル神戸!!

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監督は何度も変わるし、選手の入れ替わりも激しいし、J2にも落ちたし、大学生に負けたし・・・って、おーい、もう止めなさい!!(笑)
悔しさをこれでもかって経験して、当時はもう取材するの嫌だぁーって思ったこともあったけど、この「優勝」の二文字が全てを吹き飛ばしてくれて、笑顔と喜びと嬉し涙に変えてくれた。優勝、ハンパない!優勝、最強!優勝、何度でもしたい!優勝、たくさん星を付けたい!!

とりあえず☆シールを付ける。準備の良いサポさんさすが!

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選手、コーチ、三木谷さん、楽天の皆さん、スポンサーの皆様、これまでヴィッセルに関わった選手もコーチも関係者も・・・そしてもちろんサポーターさん!応援歴が長い人も、そこそこの人も、にわかサポも、バルサ経由で神戸を見に来たファンも、みんなで掴んだ優勝。そして新国立競技場で行われた最初の試合として、未来永劫に刻まれ、語り継がれる実績。これからはタイトルホルダーとして、さらなる誇りと自信(と優勝賞金)を持って戦っていくべし。

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\\おめでとう!//

\\ありがとう!//

わたしたち、
新国立競技場で、
優勝してきました!

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