音楽における性別について考えた

初めまして。マリオと申します。
Twitterに書ききれないことを書く場として、noteを始めてみました。
よろしくお願いします。



※この文章において性別の表記は、身体的特徴のことを指しています。

Twitterを眺めていて、音楽と性別の関係について思うところがあったので、思いの丈を書くことにした。

画像1


音楽を生演奏するにおいては、どうしても男女の性差ってものは存在する。

そりゃあ平均的には男の方が女よりも筋肉量は多いし、女の方が男よりも喉の構造上高い声が出る。

そんな中、例えば「男顔負けのパワーを持つ音を出せる女ドラマー」「女顔負けの高い声を出せる男ボーカル」という存在は、ある意味そういう性差を克服した存在であり、同性の中だと差別化が図れると思う。



ただし、音楽を演奏するという話になると、そのプレイヤーの性別というものは関係なくなってくる。

いろんな要素があれど、出ている音が全てだ。

単純にそれがその人の好みか、好みじゃないか、それだけだ。

僕は音楽においては、そういう性別の関係ないフラットな目線で見るべきだと思っていて、僕自身はそう見てるつもり。

好きなプレイヤーを上げたら、もしかしたら男が多くなるかもしれないし、女が多くなるかもしれないが、それは音をフラットに聞いたうえで判断したことであり、性別先行で判断することは無い。

単にそのプレイヤーの演奏が僕好みで素晴らしいと思ったってだけだ。

もし、性別先行で見る場合、僕からするとそれはアイドル(性別そのものを売りにする職業の人)を見る目と同じであって、そのプレイヤーを見てることにはならない。

それは、そのプレイヤーをプレイヤーとして見ていない、とても失礼な行動だと僕は思う。

画像2


こういう考えがあるからこそ、性別を前面に押し出しているプレイヤーを見ると、う~んと思ってしまうことがよくある。

もちろん、アーティストとして売り出すにおいて、音以外の要素というのは重要だし、性別というのはアピールしやすいポイントであるし、やっぱりどうしてもそういう部分を見ている層が多いのは認めざるを得ないとは思う。

ただ、そういう文章を見てしまうと、出してる音に自信が無いから性別を押し出してるのかな、とか僕は思ってしまう(例えば、事務所所属なんかであれば事務所の意向でそういう記述をしている人もいるだろうし、一概には言えないが)。

そういう部分を押し出さずとも、音で納得させてくるプレイヤーが僕は好きだし、そういう人たちと仲良くなりたいし、一緒に音楽できたら楽しいなと思っている。

また、僕自身もそういうネイキッドな部分をしっかり見て判断できるプレイヤーでいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?