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プロダクト開発におけるAIへの向き合い方:Rewind, Craft, iA Writer, Linear, Notionについて調べてみた

最近、AI技術は急速に進化し、プロダクト開発の様々な分野で重要な役割を果たしています。様々なサービスでAIが組み込まれています。組み込むのが当たり前になってきましたね!

この記事では、Rewind, Craft, iA Writer, Linear, Notionという5つのプロダクトを通じて、プロダクト開発においてAIがどのように活用されているかや各社の向き合い方を調べてみました。(個人的に好きなツールをピックアップ!)
これらの例から、自社でAIを活用する際の取り組み方を考えるきっかけにしていただければと嬉しいです。

Rewind: 記憶の拡張を実現するプロダクト

Rewindは、「記憶の拡張」をコンセプトに、見たこと、話したこと、聞いたことすべてをもとにパーソナライズされた体験を提供するAIを使用しています。数分前に見てたのなんだっけ…?って思ったときにいつでも振り返れます。便利!

創業者の一人が難聴になった経験を経て、テクノロジーによる人間能力の向上に興味を持ったことが創業の背景です。AIは記憶を補助し、拡張するための重要な技術として活用されています。

Craft: 創造性を刺激するプロダクト

Craftは、アイデアを書き留めたり、文章を書いたり、共有したりできるドキュメンテーションツールです。個人的にヘビーユースしています。
このプロダクトのAIは、ユーザーが本質的な創作活動に集中できるようサポートしています。具体的には、新しいアイデアの生成や思考の整理を容易にし、創造的な作業への専念を促進しています。

Linear: 効率的な情報分類とタスク管理を実現するプロダクト

Linearはソフトウェア開発チーム向けのプロジェクト管理およびイシュートラッキングツールです。エピックベース社ではJIRAからLinearにツール変更しました。無駄がなく、挙動が軽いのが最高です。

このツールは、Linear Asks / Similar IssuesというAI機能を通じて、情報の分類作業の自動化やチーム間のコラボレーションを促進することで、効率的なワークフローをサポートしてくれます。Linear Askは上のプランで利用できるのでまだ試せてないのですが、スムーズなワークフローが実現できそう。


Notion: 生産性とコラボレーションを向上させるプロダクト

Notionは、多機能を兼ね備えたオールインワンツールです。エピックベース社でも使っています。
AIの統合により、チームメンバー間のコミュニケーションの改善や作業の効率化を図っています。NotionのAIは、情報の整理と共有を通じて、スムーズなワークフローを実現し、ユーザーがタスクに集中できる環境を提供しています。最近Notion QAも出ましたね!

iA Writer: 書き手とAIの対話を促進するプロダクト

iA Writerは、簡素化されたインターフェースと集中的なライティング環境を提供するテキストエディタです。個人的にだいすきなエディタです。シンプルで思想を感じる。

「Authorship」という新機能では、AIが生成したテキストと人間が書いたテキストを視覚的に区別し、書き手が自分の言葉で内容を編集する際のサポートを提供しています。iA Writerチームは、AIを活用しつつも、創造性と個人の声の保持の重要性を強調しています。iA Writerの思想はAIが入ってきてもしっかりしてて素敵だなあと感じました。

まとめ

それぞれのプロダクトで、人の能力の拡張や、人の無駄な作業の大体、コラボレーションをスムーズにするなど、AIはユーザーの効率と創造性を高めるために幅広く活用されていることがわかりました。ただAIを入れる活用する、ではなくプロダクトの思想としてどうAIと向き合っていくのか?っていうのは常日頃考えていく必要があると感じています。各社のアウトプットを見ていくのはすごい面白いので、ぜひAIを使ったプロダクトを作ってるみなさまにはアウトプットしてほしい…!

まだまだご紹介したいプロダクトはたくさんあるので、第二弾も書こうと思います!


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