相談をする、される際に考える事1

相談される側も、これまでの生い立ちや人生があるから、相手の話を「そのまんま」に聞く事は出来ないのは、相談する側も、知っておく必要はあると思います。固定観念を空っぽにして相手の話を聞くのは、理想ではあるもののとても難しい。切羽つまってると、相談する側も相手に期待してしまうけれども、相談する側もされる側も、あくまで「平等」であるという認識は持っておく必要がある。
力関係は、される側>される側になりがちなので、される側になった場合は注意する必要もあります。

「「富楼那さま。説法の際には、まずは自らの感覚・感情・認識をすべてストップさせ、さらには話す相手の内面を観察した上で説法をすべきではないでしょうか。それは、器に合った食物を盛るべきであるというのと同じです。あなたはこの人たちの志をしっかり見抜いてはおられないように感じられます」」

出典『NHK 100分 de 名著 『維摩経』 2017年 6月 [雑誌] (NHKテキスト)』(NHK出版 日本放送協会 著)より

この本を無料で読む: https://a.co/gLcM265


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?