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お笑いライブをやっていた話

書いてしまった。我慢できないので連投。
予約投稿って課金アイテム(?)なんですね。課金かぁ…

タイトル通りです。以前お笑いライブをやっていました。
お手伝いから初めて5年くらいお笑いライブの裏方を細々とやっておりました。
元々お笑い芸人という職業に興味があって、色々と所謂"養成所"と言うようなところへ見学に行ったりしたのですが、冷静に考えた結果「出る側は無理」と言うことで某養成所の社会人向け作家コースに入学しました。当時、私は深夜ラジオの投稿にハマってまして、結構いい感じに読まれていたので「あれ?作家なら行けんじゃね?」という軽い浅い考えからの作家コースです。はがき職人の行き着く先は「放送作家」ですからね。遊び人でも賢者になれる。
が、当時の尖りきっていた鞠之輔さんは入学して間もなく「フン、おもしれーヤツいねえじゃん。」と、イキり散らかしてさっさと辞めてしまったのでした。(学費はちゃんと払って)
そんなこんなで普通に就職し、お賃金を頂きながら社会の歯車として動いていたんですけど、ある日何を思ったか「お笑いライブのスタッフやりたい」などと思い立ち、某インディーズライブのスタッフへ潜り込み、そこでいろんな人たちとの出会いがあって最終的には自分でライブを主催するようになっていました。こう言う時の行動力は自分でも褒めてあげたいですね。やったぜ。

お笑いライブをやる上で大変なこと…と言うのが当時はあったと思うのですが今では思い出せないくらい楽しかった記憶しかないです。
もちろんお笑いライブを主催するだけで食べていけるわけもなく、Wワークで正社員として働きながらの活動でしたが、それでも辛いことより楽しい事の方が多かったなぁ。
打ち上げで芸人さんたちの夢を聞くのも楽しかったですし、お笑い好きなお客さん達と触れ合えることも楽しかったです。芸人さんにじゃなく自分に差し入れを持って来てくださるお客さんがいたり。他のライブ会場で声をかけてくださったり。あの節は本当にありがとうございました。(絶対にここのnoteは見ていないと思うけど)
各事務所の方々も、メールだけの方も直接お会いした方もみなさん優しくて。劇場の小屋番の方々もやさしい人が多かったなぁ。お手伝いしてくれた人たちもみんな作家さんになったり。立派にやっててすごい。(遠くを見つめる年寄りフェイス)当時はラジオリスナー繋がりでお願いしてました。アルピーANNつながり。
そもそも芸人さんが基本的にみんないい人なんですよね。スタッフに対して嫌な事を言う人とかいなかったし、みんな優しかった思い出しかないです。一応自分が主催者だったからかもしれないけど。最近、ライブに出て下さっていた方がテレビに出ることが増えたりして(というかMー1チャンピオンになったりして)面白いのも勿論あるけど、やっぱり人として皆さん素晴らしい人ばかりでした。これは本当にそう。嫌なやつだったらライブにも呼ばれないし。ライブにたくさん出てるって事はそう言う事ですよ。
Mー1チャンピオンになった後、居ても立ってもいられずに数年ぶりにLINEを送ってしまったのですが、ちゃんとお返事いただきました。絶対にそんな暇ないくらい忙しいはずなのに、こんな雑魚にまでお返事くださって。もう一生応援していきます。

あ、思い出した。辛いのはライブの告知だ。告知のツイートが本当につらかった。全然告知した手応えないんだもの。そもそもお笑いライブ多すぎるんだよな。告知嫌い。ツイッター嫌い。(7.2にジャンマリ集会やるので告知しますね🤗)

現場の裏方仕事(照明、音響、舞台袖の道具出し、受付などなど)以外にも、ポスターやチラシ作ったりチケットも作ったり、芸人さんのグッズデザインしたり色々やってました。グッズは楽しかった!まだ持ってる人いるのかな。チラシもわざわざ写真撮りに行ったりして楽しかったなぁ。お客さんにチラシやグッズを褒められたりしたのも嬉しかった。作ったチラシがそのままDVDのジャケットになったのもあります。みんな買ってね。(自分には1円も入らないけど)(どのDVDか知りたい人いたらTwitterかなんかでDMください。)
というか知り合いのやっていた劇場の小屋番もやってたな。オールナイトライブとかもやったし。今考えると結構忙しかったですね。高校の文化祭みたいだった(高校の文化祭を楽しんだ記憶ないけど)楽しいだけで乗り切れてたのが不思議。30歳過ぎてたのに…

結局全然ダメで、いろんな理由もあり志半ばどころか数歩しか進まずに終わってしまった訳ですが、この経験は今後の人生において役に立つだろうなぁと感じております。
なんかサポーターの集まりで大人数仕切らなきゃいけない時あったら呼んでください。列整理、客席への誘導はできますので。簡単な音響と照明もできます。(音響のタイミングが複雑なコントはご遠慮ください)

なんか色々思い出してたらしんみりしちゃった。あれもゴール裏での活動に並ぶ一つの「遅れてきた青春」だったなぁ。自分は青春するべき時期に青春できなかった民なので。この話もいずれnoteに書きますね。学生時代の青春なんてクソッタレだわ😡

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