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【タロット】月 moon

私にとってタロットは、誰かの気持ちを読んだり、予測したり、私の潜在意識を表すと捉えたり、ということはしません。

現れるカードはすべて【偶然】である。

ものの【視点を変える】ツールであると認識しています。

人が悩む時って、考え方が偏ってしまったり狭くなってしまっている時。

そのいまの考え方に対し、【偶然に】現れたタロットの世界観のフィルターをかけて見つめてみる。

そうすると、ぐいんと視点が上がったり広がったり変わったりして、あれ、なんでこんなことに悩んでいたんだ??となったりする。

そこが大事だなと思っている。

特に私が使っているウェイト版タロットは、人がよりよく生きるため、そのままの自分としてきちんと社会で関わっていくようになるため
(本当はもっと深い。ガチ。魔術。)
のものだから、こそ、できるものだと思う。

そしてそんな考え方に強烈に惹かれてしまうのがまた、このマリなのである。
そして、ウェイト氏がより意図を込めて作った大アルカナ22枚で十分だとも、感じている。

さて、今日の一枚をここに。



大アルカナ18 月 のカード。

このカードからのメッセージを記すので、ぜひ今の皆さんの状況に当てはめてみてくださいね。


月あかりはとてもぼんやりしているものだから、先が見えにくい。

先が見えない状況、未知のものは、いつも人を心配させる。

ここに描かれるオオカミや犬は、そんな月の光(ルナ)により不安に襲われて目覚めてしまった私たちの〝獣性〟を象徴しているのだけど、

ザリガニは、もっともっと深い、集合無意識の中の全体に潜む恐れ。

不安な時を過ごすかもしれないけれど、相応の準備をきちんとしたり、勇気をもって想像できる恐れを受け入れていけたなら、月は私たちの恐怖心を弱めて、安らぎをもたらす。

きちんと見ていけば、もしかしたらその不安たちは、まったく抱く必要がないものと気づくかもしれない。
自分の中でも勝手に巻き起こしていただけのものだったかもしれない。

ここで不安を受け入れて、対応していけば、月から降り注ぐ恩恵にも気づいていける。

そして、次のカード【太陽】にむかって、生まれ変わりが完了していく。


なにか、ご自分自身の状況とリンクすることが、ありましたか?

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