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おいしいとこ取り

実感のこもっていない「可愛いね」「すごいね」だって、受け取ってしまえばこちらの自由だ。

先日友人と話していて、「もう絶対に目が笑ってない人っているよね」という話になった。確かにいる。「この人本当に思ってる?」っていう場面、身に覚えのある人も多いかもしれない。


相手の本心に注意を注いだら、そうして自分にモヤモヤが残るかもしれない。でも「本当はどう思っているのか」なんて自分でもわかっていないことが多いし、本当のことは誰にもわからない。子どもたちと見に行った映画、ファンタスティックビーストのなかにも、クライマックスでそんな台詞があった気がする。忘れてしまったので抜粋はできないけれど。


で、あればもう、言葉のみ受け取ってみるのはどうだろう。
今この瞬間に相手が私に向かって「可愛いね」「すごいね」と言ってくれた事実。目の前で起こっているのだから、そこだけおいしくいただいたら良いのではないだろうか。

わからないものはわからない。言い出したら信じられるものはなくなってしまうけれど、だからこそ、受け取り方も決め方も自由だと思う。


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