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整理の仕方で自己紹介が楽になった話

自分をキーワードで伝えられる人が素敵だと思った。

長いこと自己紹介は苦手でしかなかったけれど、最近そんなこともなくなってきた。それは「大人数に向けて自分が何者か伝える」ではなく、「特定の人に向けて知ってほしい自分をひらく」ものだという意識に切り替えたからだと思う。

「知ってほしい開くべき自分」は、その後一緒に活動をしたいのか、今おしゃべりを楽しみたいのか、長く付き合って行きたいのか、ファンになってもらいたいのか、「なんのために伝えるのか」にフォーカスすると見えてくる。

先日、ちょっとしたパーティで自己紹介の機会があって、「〇〇といえば(僕:苗字)と覚えてください」という人や、「趣味は〇〇と▷▷、興味関心はこの辺りです。気になったキーワードがあればお話ししましょう!」と締め括る人は、気持ちがいいしその後連絡もしやすい、話しかけやすいなと感じた。

「どうにかして自分を伝えねば」と思って空回っていたけれど、そうやって誰に何を伝えるために言葉を選ぶのかに注意を向ければ、整理がしやすくなる。何者かを語れるようになろうなんて若干烏滸がましいし、それより、開けるキーワードをピンっと紐付けられる練習をしておこうと思っている。



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