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絵を描く

いつの間にか絵を描かなくなっていた自分に気づき、
ふと3歳半の娘の絵具を手に取りました。

なぜ描くことをやめたのか。
描きながら、自分を振り返る。

デッサンは嫌いだけど、
抽象的な模様や、紙に好きな色を置く感じが好き。

だけどそういったものを描いたりすると、
なにそれ?みたいな視線を感じていた。
本当にそうだったかもしれないし、
本当は違うかもしれない。
でもそういった細かい反応に、
勝手に蝕まれて勝手にやめていったんだと思う。

それでも何か作るのは好きだったから、
人の悩みを解決する「デザイン」を学んで実践したりもしてきた。
クライアントの悩みを解決できるのがやりがいだった。
でもデザインをすればするほど、
オリジナリティーとの葛藤が生まれた。
デザインも作り手の癖はあるけど、
相手の要望に沿うことが基本。
「なにそれ?」はないけど、
抽象的な物とは正反対の世界。

もやもやとしながらも1つ思ったのが、
「なにそれ?」と言われるのは
一旦放っておこうということ。
「そんなの描いて、疲れてるの?」とか
「大丈夫?」と言われても、
その言葉は、聞こえない。

人からの評価を手放す。

そうすると、不思議と絵を描くのが楽しい。

絵を描くのが、楽しくなってきた。


でもさびしんぼの私は、
共感してくれる人がこの世のどこかにいたら嬉しいから、
こういう形で出していくのだと思う。

キラキラと
フワフワと

スッと
サッと

静かに
騒がしい世界

海が恋しい

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