International Women's Day(2021.03.08)
「International Women's Day」に思うこと
私は女子校出身で、「中高は女子校でした」と言うといまだに「お嬢様だねー」と言われる。世の中には、いわゆる「お嬢様学校」と言われる女子校は存在するけど、今の時代、女子校で「良妻賢母」を育てる学校なんて皆無な気がする。(と半分は、私の願望だけど)
我が母校は、その昔は確かに「良妻賢母」を育成していた。が、私が在校していた、うん十年前には、卒業生全員が「Independent Women」になるよう、結構なフェミニズム教育を実施していた。
だからといって、全員が全員、キャリアウーマン(バリキャリ?!)になっているわけはなく、同級生のなかには専業主婦もいるし、ワーママもいるし、私みたいな独身もいる。私たち自身が、私たちの意思でその選択をしていれば、どんな道に進んでいても、正解も不正解もない。十人十色なんだから、多種多様な道を選んでいて当たり前である。
多感な中高時代、私は学校で、どんな状況にいても自分の力で生き抜くために必要な「知識」と「思考力」を教わったと思っている。それから、自らの意思や希望を「女性性」というだけで断ち切るモノに対して、「違和感」を感じること、「おかしいです」と世間に対して意思表示することを、とにもかくにも、教えられてきた。
中高という狭い世界から、大学という少し広い世界に出て、さらに大きい社会に足を踏み出して以降、私が身につけてきた「思考(思想?)」は本流ではないと、思わされることがたくさんある。
高校生の時、これからはもっとどんな場面においても「平等になる」と夢見ていた未来はほど遠く、私たちを取り巻く環境は何ら変わっていない。
まだまだ、私たちは生きづらい日々を過ごさなければいけない
声をあげれば、異性だけでなく同性からも疎まれる
それでも、小声でもいい抵抗の声を上げなければ、このまま私たちは潰されるー私は、そう思う。
苦しいとき、迷ったとき、私はこの短い動画を見る
まっすぐ前を見るサッカー選手、ミーガン・ラピノー。
「平等であることを夢見ると、”妄想家”だと言われる」
It's only crazy until you do it.