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箱根駅伝、観戦記。

こんにちは。Syu.です。
今日は休日でした。野球界では大きな悲しいニュースも入ってしまいましたが、久しぶりに心身ともにゆっくりと出来る日だったので、正月の箱根駅伝の録画を見ておりました。何回見ても飽きないんですよね。どうしても見入ってしまいます。

実はnoteに箱根駅伝、観戦記を載せようと思ってたのですが多忙で忘れてしまい、今日、録画を見てるうちに思い出したので書くことにしました。今更ながら振り返ります。

①これまでの箱根駅伝、観戦記

初めて箱根駅伝を現地観戦したのは5年前、第91回大会でした。5区山登り、テレビポイントである小涌園前で観ました。青山学院大学が神野大地選手の爆発的な走りで往路優勝、そして初の総合優勝を飾りました。以降、箱根ではここから4連覇を達成し、今年は2年ぶり5回目の優勝と黄金期が訪れています。

この年は箱根山中が猛烈に冷え込み、観戦するのも一苦労でした。この寒い中、よく走れるな… その感情で一杯でした。また、箱根ユネッサンの温泉に入っていた為、湯冷め状態でした。

その後、92,93回大会は受験と心身の不調により現地は訪れず、3年の時を経て94回大会から今年までは3年連続で現地へと。

94回は5区のゴール地点、芦ノ湖。
なんと遊覧船に乗りながら向かい、到着した頃は10時半〜11時でしたね。

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写りは良いとは言えませんでしたが、ゴールの瞬間を現地で味わえて楽しかったです。最高でした。小町選手、3年越しの山登り5人抜きのリベンジ、素晴らしかったです。

昨年は10区のゴール地点。各大学が思い込めて繋ぎ続けた襷を届ける最後の瞬間、そしてそれは本年の箱根駅伝が幕を閉じる事も意味します。選手全員がゴールし、一斉に大勢の観客が移動し始めた光景を目にし「今年も終わったのか…」と実感させられたのを覚えています。(写真は割愛)

②迎えた2020年、1月2日。

そして、それから1年後の1月2日。
今大会はなんといっても私の応援する日本体育大学、山口和也選手(4年)そしてスーパールーキー・藤本珠輝選手(1年)の2人を観たいと思ってました。

ただ2人を同時に同じ区間で観ることは不可能なので、観るには観戦地点を移動しなければいけません。そうするとレース経過も思うように観られない… このジレンマが現地観戦には切っても切れない関係となります。

妥協してどちらか1人を観るか。しかし、どちらも見たい。山口君は4年生最後だし、藤本君の強烈な走りも見たい… 悩みに悩み、Syu.君は両方を観る!という欲張りな決断を下しました。

しかし、彼らがどの区間を走るのかは当日にならないと分かりません(予め予想はしますが…)。当日の区間配置で自分の行動スケジュールも変わってしまいます。
実際、昨年12月29日の区間エントリーの段階で山口選手は前回同様2区にエントリーするも、藤本選手は補欠になっていました。

そして胸を躍らせながら、1月2日の朝7時半前に5区 藤本選手の変更の知らせを受け、期待と高揚感を胸に行動計画を立てました。

2区は11キロすぎ地点の保土ヶ谷、それを観たら、5区は小田原中継所、鈴廣かまぼこ地点を超えた地点で観戦を決断。なるべく人の集まらないところを選びました。初めて区間を跨いでの現地観戦となります。

③花の2区 11キロすぎ、保土ヶ谷地点にて

2区の様子です(今回は3枚をピックアップ)

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先頭集団(左から國學院大4年・土方選手、中央学院大4年・川村選手、東海大3年・塩澤選手、早稲田大4年・太田選手、創価大4年・ムイル選手、青山学院大1年・岸本選手)です。表記が長い。

自分のTwitterのヘッダーの画像にしてますが、我ながら上手く撮れたなと自画自賛しております。これ、iPhoneですからね、もう一度言います。これ、iPhoneですからね!

iPhoneクオリティ、舐めてはいけません。

(早稲田・太田選手除き皆ヴェイパーフライとヴェイパー 率の高さも伺えます)

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お目当ての山口選手、撮れました。先頭集団から離れ、後ろから追ってきた選手に抜かれながらも喰らい付く状況でした。

しかし、全身から溢れ出る強さを感じさせる走り、順位は落としたものの中継所手前で1人を抜く粘りはこれぞ山口選手らしいものを感じました。何を言おうと今年度の、この世代の日体大のエースが彼であることに変わりはないと思います。

全国高校駅伝、大会新記録で優勝した世羅高校の優勝メンバーをこの目で見られて良かったです。

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今年の2区といえば、この2人も忘れてはいけないでしょう。ランニングデートとも称された東洋大4年・相澤選手、東京国際大4年・伊藤選手の並走。今季、学生長距離界を盛り上げた2人が揃って後ろからごぼう抜きする展開、熱かったです。途轍もなく速かったです。

このあと、相澤選手は2区史上初の65分台と前人未到の偉業を達成しました。伊藤選手も66分18秒とこちらも驚異的な記録なんですけどね…。相澤選手、恐るべしです。

卒業後の2人の活躍、楽しみですね!

④山の5区、小田原中継所すぎにて

5区の様子(こちらは5枚+小田原城)

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左上から青山学院大2年・飯田選手、國學院大4年・浦野選手、駒澤大3年・伊東選手、東海大3年・西田選手、帝京大4年・平田選手。

後に飯田選手は往路優勝のゴールテープを切ることになります。浦野選手も國學院記録の往路2位。前田監督の「4年間本当よくやった、ありがとう」の台詞が全てを物語ってると思います。まさに歴史を変えてくれました。

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左上から創価大4年・築舘選手、東京国際大4年・山瀬選手、早稲田大3年・吉田選手、拓殖大3年・石川選手。

東京国際大は往路3位で終えるのですが、レース後の山瀬選手の「もう走りたくない」の台詞が印象的です。この一言だけで山登りの過酷さが分かります。

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左上から明治大2年・鈴木選手、中央学院大3年・畝歩夢選手、順天堂大3年・真砂選手、日本大4年・廣田選手。

明治・鈴木選手の4人抜きお見事でした。中央学院・畝選手は双子なのですが、弟の拓夢(中央大学)がこの後の写真で登場します。

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左上から東洋大2年・宮下選手、中央大3年・畝拓夢選手、法政大4年・青木選手、神奈川大3年・井手選手、筑波大3年・相馬選手。

宮下選手、苦しい状況のチームを救う区間新記録の快走、素晴らしかったです。同じ写真の白地にCの文字、中央・畝拓夢選手は先述の中央学院・畝歩夢選手と双子の兄弟。兄を追っていきます。

下位スタートと厳しい中、法政・青木選手は区間4位、神奈川・井手選手は区間6位といずれも一桁順位で走りました。26年ぶり出場の筑波大の懸命な走りも心を打たれました。26年前って私、産まれてませんからね、多分(年齢バレるので割愛)

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そして推しの日体大、藤本選手。今回1年生で5区を走ったのは彼だけでした。しかし力を出し切れず… 襷をもらう位置も良くなく、加えて12月中に怪我をしてしまったようで…。

本来の力はこんなものではないので、来年のリベンジに期待したいです。彼はハチマキを巻いて走るのですが、この日のハチマキには「日体大」と校名を入れてありました。それを知った私は思わず、涙腺が緩みました。より一層、応援したくなりました。きっと今頃、前を向いて、そして次世代の日体大のエースに君臨してくれるでしょう!

⑤最後に。

今年は超高速駅伝、7区間で区間新記録が誕生し、青山学院大学が2年ぶり5度目の優勝で幕を閉じました。私の応援する日体大は10区の目前でまさかの繰り上げスタートを喫してしまいました。

しかし、現地で各大学の選手たちが躍動してる姿には胸を打たれました。この目の前を通過するスピードが尋常じゃないのです。初めて区間を跨いで観戦しましたが、タイトながらも1人で計画して行動する力をまた一つ身につけられました。凄く間近で見られましたし満足です。途中、いい出会いもありました。

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観戦後には小田原城も訪れました。

振り返ってるうちに、また箱根駅伝が観たくなってしまいました。
何というか、早く来年にならないかなぁという思いと、もうこれ以上歳を取りたくないという思いが交錯するんですよね… 誰か共感できる人いたら私に教えて下さい(笑)

本当は今日、野球のネタ(中身は薄いが…)を投稿しようと思ったのですが、中の人、午後ずっと眠ってしまい、急遽書きたくなった駅伝のネタにシフトチェンジしちゃいました。(野球のネタは今週、出します)

そろそろバレンタインデーと2月も折り返し地点に来ました、早いですね〜… 。毎年、バレンタインデーになると思い出すことがあるんですけど… 今日はこの辺で失礼致します(笑)





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