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これはよいもの2022

 この時期になると色んな人の買ってよかったものが見られて楽しい。私も今年はたくさんのものにお世話になったなとしみじみしています。
 子どもを産んだこともあり、とにかく家にいることが本当に多かったので家生活を彩るものが多め。
 自分の感覚で選んだものもあれば、皆がいいというものはいい、を信じて買ったものもある。思いつくままに書いているのですが、宜しかったらご覧ください。



野田琺瑯 ポトルとアンビ

柔らかなフォルムに合う気がしてベージュに。

 実家が長く野田琺瑯のポトルでお茶を沸かしているのでわたしもいつか買おうと思っていた。一日に何度も麦茶をつくる生活をしているのだけれど、手に馴染み使い心地がよくせっせと沸かしています。ころんとしていて可愛い。


○△□のフォルムが美しいポット。蓋の持ち手は楢なんですって。

 一人暮らしのときに買った野田琺瑯のアンビも優秀。傾け方によって出る水の量がかんたんに調節できるのでマルチに活躍中。今年はコーヒーを淹れることが多かったのですけれど、細く注いだり、一滴ずつ注いだりすることができて使い勝手が大変良かったです。
 どちらのポットもずっと大切にしたい。


丈夫なバレッタ

 あまりに良すぎてもうひとつ欲しいなと思っているAlexandre de parisのバレッタ。毛量多めでクリップの類はだいぶ打ち負かしてきたのだけれど、これは本当に皆さん仰るとおり丈夫。タイムレスなデザインなので大事に使っていきたい。そしてもうひとつ欲しい。


ダイソンのエアラップスタイラー

 髪の毛が勝手に巻かれるドライヤー。すごい。お風呂から上がってしっかりめに巻いておくと、翌日以降もなんとなく髪の毛が仕上がっている。火傷の心配もなく、不器用でもそれなりに巻くことができる。
 もちろん普通にドライヤーとしても使えます。安定のダイソン、風量多めで速乾。時短の極み、良い家電です。これから先もたくさんお世話になる予感がします。


アンプリチュードのアイシャドウ

 もう今年はこれしか使っていないのでは?

 なくなったら同じものを買おうと思ったアイシャドウは初めてかも。アンプリチュードの02ピンクベージュ。パーソナルカラー夏の方々から絶大な支持を受けている理由がよく分かる。これ、ほんと不思議なのですが…色はぱっと見薄いのですけれど、瞼の上にのせると自然な陰影ができる。自然なのに、あるとないとでは顔がまったく違うんですよね。このアイシャドウをつけたいがためになにもない日もしっかりメイクするようになりつつあります。ベストコスメ!っていう言葉を久しぶりに使いたくなる名品。

フェイラーのハンカチ

 今年は3枚。かわいい柄がどんどん出るのでまだまだ集めたい気持ちがあります。


ラルース ひのきのうつわ

 小田原城の近くにあるカフェで使われていて一目惚れした寄せ木のうつわ。

大きな丼でいただく呉汁がとても美味しかった。

 木目が美しいのと、ひのきの良い香りがほんのりして使うたびに好き!となる。サラダボウルになりそうな深いお皿もほしいなと密かに思っています。



ブラウンのハンドブレンダー マルチクイック

 離乳食の開始にあわせてハンドブレンダーが欲しいなーと思いリサーチ。手軽に使えて飛び散らないこと、ハイパワーと重さのバランス、メンテナンスの楽さなどの評判でブラウンに。

 最後まで実家で使っているバーミックスと悩んだのですが、この方のブログを読んで自分にはブラウンが合っているな…と確信。メンテナンスのしやすさは日常的な使いやすさに直結する。
 離乳食づくりにはもちろん大活躍ですが、一瞬でみじん切りにすることのできるチョッパーが優秀過ぎて出番多め。



iwakiのガラス保存容器

ミニセットなので全部で4つ。

 作り置きをさくっと準備することが増えた最近。レンジ対応の大きな容器が欲しい気持ちと、そういえばグラタン皿が欲しいんだったな〜という気持ちに丁度良く対応してくれたのがこのガラス保存容器でした。
 出番が多いのは正方形の大きな容器と、長細い容器。直火だと焦げ付くのがこわいなーというシチュー系や、レンジでサクッと温めたい炒め物系を入れることが多い。あと、ズボラな話で恐縮ですけれども、温めたあとはこのままガラス容器で食べちゃったりもする。

直火で温めたいスープ系のものや、冷たいまま食卓に出したいつくりおきには野田琺瑯の容器が活躍してくれている。

 別で書きたい話なんですが、料理が最近楽しい。自分で作るご飯がやっと悪くないなと思えるくらいになってきています。台所周りのお道具をアプデすると、とれる選択肢が増えていいですね。


ダイニングテーブル


 夫と二人暮らしを始めて2年。ついにダイニングテーブル買いました。なんとなく決められないまま偶にお店を見に行くを繰り返していて、私が一人暮らしをしていたときの狭いテーブルでずっとご飯を食べていた(それはそれで楽しかった)。
 いよいよ出産が迫ってきた春先、いま買っておいたほうがいいのではとあちこち訪問(その判断、間違ってなかったです。産後はまとまった時間出ることがほぼなくなったので…)。
 キシルさんのヒノキのテーブルと最後まで悩み、家具屋さんで気に入ったウォールナットに。すべすべで大好きです。

ふだんは夫と並んで食べている。広いテーブルなので、夫が仕事をするときに使ったり、私が作業するときに使ったりも。家の中心に安心して居られる場所があるっていい。

 この手の大きなもの、買うと決めないと腰が重くて。楽しく選びましたが、途中疲れて休憩して話し合う、を何回かやりました。婚約指輪と結婚指輪を選んだ時を思い出すね〜だなんて話もして。それも含めていい思い出です。


ストッケのトリップトラップ

 名品椅子。自分も幼い頃から長く使っていたのでむすめにも同じものをと購入。生まれたてのときはニューボーンセットをつけて日中の居場所に。

画像は公式サイトから。このニューボーンセット、本当に安心して使える良品です。生まれたばかりの頃から離乳食初期までお世話になりました。

 いまはベビーセットをつけて離乳食中に使っています。足がきちんとつくので姿勢が安定し、落ち着いてご飯の時間を過ごすことができている。

ヘイジーグレー×ソフトミントの組み合わせ。友人から必ず併せて購入するよう教えてもらい、ハーネスをつけて使っています。

 わたしも15歳くらいまでトリップトラップを使ってましたが、むすめはどうかな。いい椅子なので長く寄り添ってくれるといいなと思っている。


 揃えたかったものをまるっと買う、をしました。

浅田次郎さんの中国シリーズ。

 ぼんやりしている間に刊行が進んでいたシリーズ。『蒼穹の昴』を図書館で借りて読み返して夫にも勧めたところ、これは本棚に置きたいね、と頷きあった。
 隣の国のことなのに意外と知らないことが多いなとよく思う、中国。あくまで小説ではありますが、清朝末期からの時代のあの国の様子、少し解像度が上がります。
 歴史上の人物が出てくる小説を読むことって決して多くないのだけど、浅田次郎さんの筆だとどの人物も魅力的に描かれるからみんな好きになってしまう。前半では西太后と袁世凱が。後半では志津邦明が好きでした。しかし、さすが浅田さん、ぐいぐい読ませられるので先が気になる気になる。産院にも持って行きました(まあ案の定ほぼ読み進まずでしたが)。
 長編(蒼穹の昴、中原の虹、天子蒙塵)の大きなうねりに身を委ね、登場人物とともに感情を動かすのも楽しいのですが、一冊で終わる短編(珍妃の井戸、マンチュリアン・リポート、兵諫)は小説の妙を感じる構成。ぴんと張り詰めた雰囲気で好きでした。わたしは長編なら中原の虹。短編ならマンチュリアン・リポートが好き。
 

文庫に入っていたちらしで気になった学術文庫の中国の歴史シリーズも夫の誕生日に買い揃えてしまった。


河出書房の少年少女世界の文学。

全部で26冊。なかなかの量です。

 我が家には母から譲り受けた数冊があるのみだったのですが、状態のいいものを揃えて売りに出してくださってる方がいたので購入。名作、名訳、美しい装丁とイラスト。惚れ惚れします。時間があるときに少しずつ読み進めている。

これはもともと手持ちにあって何度も読んだアンデルセン童話。いわさきちひろの挿絵が美しい。


象印の加湿器

グレーの4Lを購入。

 さんざん悩んで最近買った象印の加湿器。リビング用に4リットルのほうを購入したのですが、なるほどこれはいいものです。メンテナンスの圧倒的な楽さはもちろんですが、加湿力がパワフル!つけているだけで部屋の温度が少し上がるのも嬉しい。買うのを悩んでいたのは音が気になるというレビューが結構な数見られたからなのですが、我が家は気にならず。むすめも夜中この加湿器の横で熟睡しています。


クリスマスツリーとオーナメント

 

アルザスツリーの150cmを購入。イルミネーションは蛍のように柔らかく点灯するモードがあって癒やされる。

 いつか買いたいと思っていたクリスマスツリーも今年購入。120cmのものにするか150cmのものにするか散々悩み、えいやと150cmに。今の家によく馴染んで正解でした。ベツレヘムの星と食べられるチョコの丸いオーナメントを散りばめて、毎晩イルミネーションつけて楽しんでます。足元にはむすめへのクリスマスプレゼントを置いている。
 メインのオーナメントは木のものにして、一年にひとつのペースで少しずつ集める予定。というのも、5年ほど前にお土産でいただいた木のオーナメント、ほどよくつやが出てきておりまして。経年変化を楽しむことができるところがすてきだなと感じたのでした。あと、裏側の部分に鉛筆でメモを書くことができるのもよい。今年はむすめが生まれたので生誕モチーフのオーナメントを購入しています。


折々で生活を彩ってもらいました。

大ぶりの枝でどーんと売られていたミモザ。いまもドライにして飾っています。
花の定期便サービス、ヒトハナにもお世話になりました。
折々で買ったり頂いたりした花たち。今年は青山フラワーマーケットでたくさん買いました。


 こんなところでしょうか。生活のスタイルががらっと変わりましたが、今までと違う生活の中でもよいものや楽しいことを見つけられて幸せな一年だったなと感じています。
 来年からはまた生活ががらりと変わる予定なので、来年の自分がどんなものをいいものだなと思うのかも今から楽しみ。
 今年もありがとう、来年もよろしく、のつもりで書いた、よいものたちでした。
 


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