見出し画像

「無財の七施」

 一般的に「布施」というと、金銭のことを想像しますが、お金を伴わずに行える布施があります。それが「無財の七施」です。各宗派によって違うようですが、概ね同じと思われます。

 ここでは、曹洞宗の項目を見ます。

無財の七施とは「眼施(がんせ、やさしい眼差しで人を見る)」「和顔施(わがんせ、やさしい顔をする)」「愛語施(あいごせ、やさしい言葉をかける)」「身施(しんせ、身体を使って奉仕する)」「心施(しんせ、思いやりの心で接する)」「牀座施(しょうざせ、席を譲る)」「房舎施(ぼうしゃせ、風や雨をしのぐ所を与える)」の七つをいいます。

曹洞宗巨福山梅宗寺ホームページより

 人に接する時は常に優しく穏やかに。見返りは始めから考えられもせずに成される奉仕の行動・・・・。
 それが自身にも安らぎとなるのです。

 そんなこと言っても、やっぱり恨みたくなることもあるでしょう。私もありますよ。そういう時は、好きな事やってパーッと忘れるほうが良いのです。ケーキのドカ食い!アニメ三昧!それで済むなら結構なことではありませんか。(^^)

 大切なのは、嫌なことは早く忘れることです。客観的に分析して、何らかの予防改善策を立てるのも効果的ですね。

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは創作活動費に使わせていただきます!