ウォーキング

昨日の昼下がり、近所の友達がウォーキングに誘い出してくれた。
「お天気もいいし今から歩きに行きませんか」と、何気ないメッセージで。
たぶん愛猫を亡くした私のことを気にかけてくれたのだと思う。
日曜日ということもあって広い緑地公園には大勢の人がいた。
ドッグランもある公園なのでワンコ連れが多い。もちろん家族連れ、恋人同士か若い夫婦、若者グループも。
歩き始めは坂道で息があがった。
マスクは息苦しいし、メガネが曇って歩き辛い。歩きながら喋るのでなおさらだ。
梅が咲き始めている、とか、うっすらお月様が見えるね、とか、最近はまっているNetflix作品のことや、あとはどうしようもない愚痴話とか。
そんななんでもない会話をしながら小一時間。約8,000歩。
帰る頃に気づいた。
歩き始めは息苦しかったのに歩き終えたら少し呼吸が楽になっていた。
さりげなく気にかけてくれる友人、陽の光、程よいウォーキングは鬱のお薬になるらしい。

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