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東大大学院合格は簡単なのか〜Part2〜 【東京大学大学院電気系専攻】

さて第2回は、私の併願の考え方についてです。


受験校の決め方

まず、私は以下の3校を出願しました。

・東京大学大学院工学研究科 
・東京大学大学院新領域創成科学研究科 
・東京工業大学電気系(A日程) 

まず、東京大学を2つの研究科から受けています。これは、私の志望する研究室が2つの研究科にまたがっていて、どちらからも受けられるからです。よくあるパターンなのですが、出願後に知ったという知人もいたのでよく調べましょう。(単純に2回チャンスがあるかも、、) 
しかし、これにはメリットデメリットがあるので後でまとめます。

次に東京工業大学を受けた理由です。通常、行きたい他大学院と自分の所属する大学院を受けるのが一般的ですが、私の場合日程が被ってしまいました。そこで、ニートのリスクを避けるためにもう一校受験することにしました。私の希望する研究分野に近い研究室があったため東京工業大学を選びました。


併願の数について

大学受験を思い出してみると、国立は多くて2校(中期除く)しか受けられません。しかし、大学院受験では日程がバッティングしない限り何校でも受けられます。それでは、いっぱい受けた方がいいじゃん!って思う人もいると思います。結論から言うと、3つの研究科が限界だと思います。(私が要領の良い人ではないので、、)


併願を増やすメリット・デメリット

① チャンスが増える
② 院浪の回避ができる
❶ 教科が増える
❷ 志望理由書がその分必要になる
❸ お金がかかる

① 行きたい研究室が複数ある人にとってはチャンスが増えることに繋がります。私の場合は、行きたい研究室は1つしかありませんでしたが、リスク管理のためにもう一校受験しました。

② 先程述べた「リスク管理」です。落ちたら就職と割り切れる人なら不要です。

❶ これが併願が3つの研究科が限界という理由です。下の画像が受験科目です。

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見たら解るように、(オンラインであることを除くと)6科目勉強する必要がありました。特に一校でしか使わない教科があると大きな負担になります。初学の教科があると尚更きついと思います。受験校を最終決定する際に、受験科目を必ず調べましょう。
あと電気系に限ったことですが、授業をあまり取ってない人でも電磁気と電気回路を選択するのがベストだと思います。それについてはいつか書きます。

❷ 理系の場合、研究計画書はほとんど要らないと思いますが、志望理由書は必要になると思います。とりあえず受験するか〜という感覚では薄っぺらい志望理由書になってしまいます。2年間没頭できると思った研究室のみ受けましょう。
余談なのですが、外部受験をする友達が分野の異なる2つの研究室を志望したせいで、志望理由に矛盾が生じて大変なことになっていました。

❸ 基本「受験校×3万円」が相場です。ご両親が出してくれるなら精一杯勉強して感謝しましょう。


併願は計画的に!!

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