見出し画像

👘いざ!きものデビュー!ここまであれば完璧なもの

↑の続きです。

今回は浴衣の着付けに「あったらいいもの」「ここまであれば完璧なもの」をご紹介。

BETTER:あったらいいもの

最低限必要なもの(浴衣・腰紐こしひも×2本・半幅帯はんはばおび・伊達締め)があれば浴衣が着れますが、この他に「これもあったらいいよー」というものはコチラ。

  • 帯板おびいた

  • フェイスタオル(薄くて細長いタオル)

  • 腰紐×1本

  • ノンワイヤーブラ(スポーツブラや和装ブラもOK)

  • 下駄げた


【帯板】これを帯に入れるとしっかり固定される

帯板
  • 帯の間に入れる板。

  • これがあると腰まわりがしっかりと固定されてお扇子を帯に差せる。


【フェイスタオル】【腰紐×1本】体型の補正と汗取り

フェイスタオルと腰紐
  • 浴衣を着る前にタオルをお腹の周りに巻きつけて腰紐で結びます

  • 汗とり&体型の補正になります。

  • これがあると浴衣を腰紐で締めたとき、紐が体に食い込みにくいです。

  • 厚手のタオルだとお腹が熱くなるので、なるべく薄いものがおすすめ。

  • 参考までに、サイズ【縦:約33cm~横:約80cm】

私はいただきものの粗品タオルや、温泉旅館などでよく見るタオルを使ってます。
ちょうどいい感じに薄くて扱いやすいです。


【ノンワイヤーブラ】衿が浮かないように胸はぺたんこに

ノンワイヤーブラ
  • 着物屋さんや着付け教室では、和装ブラ(約5,000円~)を推奨されてますが、和装ブラは高いし普段使い出来ないので、洋服のときも使えるノンワイヤーブラで代用OKです。

  • ワイヤー入りのブラをすると胸元が膨らむので、着物の衿が浮いて着崩れちゃいますし、ワイヤーが帯に当たって痛いんです。

  • 左:PEACH JOHNノンワイヤーブラ 約2,000円(もう販売してないかも?)

  • 右:UNIQLOワイヤレスブラ(リラックス) 約2,000円

ショーツはなんでも大丈夫ですが、レースショーツなど下着の線が出ないものがおすすめです。

【下駄】夏に活躍!裸足でいけちゃう

下駄
  • 浴衣だったら裸足にサンダルでもOKですが、せっかくなら裸足に下駄だと雰囲気が出ていいですよ。

  • 着物を着るときは草履を履くので、鼻緒に慣れる練習もかねて、浴衣のうちから下駄を履いておくと、あとが楽になります。


BETTER:あったらいいもの のお値段

お値段の目安はこんな感じです。

帯板:1,000円~2,000円(中古だと500円くらいで売ってることも!?)
フェイスタオル:0円(わざわざ買う必要なし!お家にあるタオルでOK)
腰紐×1本:300円~500円
ノンワイヤーブラ:2,000円~?(お好きなブランドのものでOK)
下駄:3,000円~5,000円

どれも平均のお値段のものを買ったとして、

帯板1,500円+フェイスタオル0円+腰紐400円+ノンワイヤーブラ2,000円+下駄4,000円=7,900円

BEST:そろったら完璧なもの

浴衣のときはなくても平気ですが、着物を着るときに必要です。

  • 肌襦袢はだじゅばん

  • 裾除すそよ

  • 足袋たび

  • 草履ぞうり


【肌襦袢】上半身の下着

肌襦袢
  • 上半身の下着

  • 着物の下に着る。洋服でいうところのキャミソールみたいな感じ。

  • Tシャツに近い形で前開きになっている。

  • ボタンや紐はついていないので、裾よけを巻くことで固定します。


【裾よけ】下半身の下着

裾よけ
  • 下半身の下着。

  • 左右についてる紐で腰に結んで着る。

  • これがあると、着物や浴衣が足に張りつかないので歩きやすくなります


【足袋】洋服でいうところの靴下

足袋
  • 和室におじゃまするときは裸足では失礼なので足袋は必須

  • 足袋の裏はどうしても汚れるので毎回お洗濯が必要です。

  • 靴のサイズよりも0.5cm大きいものがおすすめかな。好みもあるので、ご自身で色んなサイズを試してみてください。

  • メーカーは「福助」さんを選べば間違いなし


【草履】きものでお出かけするならコレ!

ウレタン草履
  • 足の親指と人差し指で鼻緒をはさんで歩くので、指の力が強くない現代人にとって最初はちょっと大変。

  • かかとがちょっと出るくらいがベストサイズ

  • なにがなんでも鼻緒は潰してはいけません

  • 初心者さんは鼻緒が柔らかくて軽いウレタンの草履がおすすめ。


BEST:そろったら完璧なもの のお値段

お値段の目安はこんな感じです。

肌襦袢:1,000円~3,000円
裾よけ:1,500円~4,000円
足袋:700円~1,000円
草履:2,000円~4,000円(ウレタン草履の場合)

どれも平均のお値段のものを買ったとして、

肌襦袢1,500円+裾よけ2,500円+足袋850円+草履3,000円=7,850円

これらは、ぜひとも新品で買ってください

肌襦袢・裾よけ・足袋は直接肌に触れるものなので中古は避けたいですね。

草履はその人の歩き方によって癖がついてしまうので、新品を買って自分の歩き方にならす方がいいです。

どうしてこの4つを最後に買いそろえることをおすすめしているのかいうと、「やっぱり着物デビューやめた!」ってなったとき、処理に困るからです!

普段着に着まわすことも出来ませんし、草履はお店によっては買い取ってくれるかもしれませんが、肌襦袢・裾よけ・足袋は下着と靴下なので古着屋さんは買い取ってくれないんです。

そうなったら、もう捨てるしかないですよね。
それはもったいないので、出来るだけ最後に用意した方がいいですよー。

【まとめ】浴衣を本格的に着るために必要なものぜんぶ


◆MUST:最低限必要なもの

  • 浴衣

  • 腰紐×2本

  • 伊達締め

  • 半幅帯

◆BETTER:あったらいいもの

  • 帯板

  • フェイスタオルと腰紐×1本

  • ノンワイヤーブラ

  • 下駄

◆BEST:そろったら完璧なもの

  • 肌襦袢

  • 裾よけ

  • 足袋

  • 草履

浴衣のときでも着物のときでも、どちらでも使えるので、着物美人になりたいなら、どれもそろえておいて損はないです。

一気に買いそろえるのは大変なので、最初は最低限必要なものから始めた方がいいですよ


あらあらかしこ(*ˊᗜˋ*)ノシ


▼この記事を書いた人のプロフィール

▼この記事と同じテーマのマガジン

▼大和なでしこになれるプライベートレッスン【ほんのりなでしこ】
\大和なでしこになっちゃう?/

▼Instagram・twitter
📷Instagram:@marinadeshiko
🐤twitter:@marinadeshiko

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?