📖#5 冷笑と筆で戦う明治のボンビーガール『樋口一葉日記』
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【前回までのあらすじ】小説家になって原稿料で母と妹を養う決意をした19歳の一葉女史。小説の書き方を教わるために友人に紹介してもらったプロ小説家は、30代の優しいイケメンだった。そんなイケメンに、乙女が恋しないわけがないんだ!
◆1891年(明治24)一葉19歳この頃、一葉女史が住んでいた本郷区菊坂町(現・文京区本郷あたり)から、萩の舎(現・文京区春日あたり)までは徒歩で20分ほど。
ということは、一葉女史は朝7時に萩の舎に到